こんにちは!プリザーブドフラワーのお花屋さん shaoです。
ご訪問ありがとうございます。

読書ログ12冊目。

{AC0FF76E-DCDD-46BB-BB02-E3D0AA3C75A4}

「あきない世傳 金と銀 源流篇」
髙田郁

「みをつくし料理帖」シリーズで有名な髙田郁の新シリーズ。

江戸時代、享保の大飢饉などを経て九つで大阪天満の呉服商へ奉公に出された主人公。
当時は表と言われる店の領域に入ることも許されなかった女子衆(おなごし)でありながら、番頭に才を認められ、商いに惹かれていく…

またもや健気で聡い少女が主人公。
家族との辛い別れなど、髙田さん、相変わらず初っ端からひどいです^_^;
でもだからこそ応援したくなっちゃうんだなぁ。

舞台が大阪天満、主人公幸の郷里が摂津津門村(今の西宮周辺)。
身近な地名がたくさん出てきます。
今津、西宮神社、廣田神社。
難波橋もその頃からあったんだなぁ。

商いとは、商道とは。
商いを営む者に心の指針を示してくれそうな本です。