Ruca Official Blog☆Rucaの気まぐれ日和☆
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とても長いblogになります。


悲しいお知らせが舞い込んできたのは去年の年末でした。

SONYの育成時代を同時期ではなかったけど近い距離で過ごしていた、

シンガーソングライター•真友(まゆ)ジーンちゃんの死。

24歳で亡くなると言う早すぎる死。

まず最初に思ったことは
「もっと話しとけばよかった。」
「もっとこうできたんじゃないか。」
と言う後悔ばかり。

私はいつも誰かが亡くなると、後悔する事が多い人生を生きている。と、またこの時も感じました。

本当に悔しい。
もっと話したかった。

彼女はいつ会っても天真爛漫で、光り輝いてる女の子でした。

自分がやりたい!叶えたい!と思ったことは、願いで終わらせるのではなく、絶対に成し遂げるパワーを持っている子でした。

とても羨ましく、嫉妬する部分も多かったです。

彼女と初めて会ったのは、彼女が18歳か19歳の頃、外苑前のライブハウスで対バンした時でした。

ついに対バン一緒になってしまったー!
ヤダー!!!
と言うのが今でも覚えてる正直な気持ち。笑

それぐらい才能に溢れていて、周りにもいっぱいレコード会社やら事務所関係者やらの大人がいました。

私が入りたいなぁーと思ってる事務所の方もたくさんいたりして…いいなぁと羨む気持ちにまみれてました。笑

やはりライブは圧巻。
可愛いし歌もうまい。
楽曲センスも抜群。

きっとこのまま順調にメジャーデビューして、売れて「昔一緒のライブになったことあるんだよー!」なんて話を、私がしてるんだろうなぁと言うイメージが既に生まれてました。笑

だけど彼女は天真爛漫。
縛られるのが嫌な子だったので、枠にとらわれず大人の都合などにも見向きもしないで、自由にやり出したのがそれから2年後ぐらいかな?

今から遡ること4年前の2014年。
彼女がフリーでやってると聞いて、私はすぐ自分の企画ライブに出演して欲しいとお願いしました。


当時の私の周りの人達には「100%食われるよ。」と言われたのを今でも覚えてます。笑

それだけの伝える力、パフォーマンス力を兼ね備えたアーティスト。

自分の企画ライブなのに、たぶん絶対!全部持ってかれるなぁ。笑  と思ったけど、私がその時同時に抱いた感情は、

「真友ジーンと言うこんな素晴らしいアーティストがいるんだよ!」
「そんな子が私のライブに出てくれてるんだ!」って言う自慢したい気持ちが何故かすごくあったんです!

初めて一緒になった時は、こんな才能溢れる子と一緒なのヤダ…と言う感情が大きかったのに。

彼女はにっこにこの笑顔で快諾してくれて、そして一緒にデュエットもしてくれました。

私が大好きなミュージカルRENTの
「Take me or leave me」

スタジオで2人きりで合わせた日、一瞬でハモりもマスターして、フェイクも完璧。
あぁ、これは私が100倍頑張らないとマズイことになる。。と痛感した瞬間でした。

ライブは大成功!
みなさんにも沢山の反響を頂けて、とても嬉しかったのを覚えています。

CDも交換こして、写真もたくさん撮った夜。
リハでは恋バナなんかもいっぱいして、これからますます輝いて行くんだろうなぁと思ってたのがたった4年前。




訃報を聞いた時は色んなことが蘇りました。

彼女と過ごした期間はそんなたくさんある訳じゃないし、定期的に会ってた訳ではないけど、その数少ない中でも私の心に棲みついて離れない彼女のパワー。

会ってない時も彼女のSNSを見てたりしてたからなのもあるけど、いつでも元気な彼女がいるのが当たり前で、また渋谷かどっかで会うんだろうと思ってました。

あぁーどうしてかなぁ…
もういないのかぁ…
と今もまだ全然思います。
訃報を聞いたばかりの時は、食事をしていて急に涙が出たこともありました。
初めての感情でした。
彼女の歌を無意識に鼻歌してたり。


いつも会ってる家族や地元の友達とかじゃないのに…どうしてここまで私の心の中にいるんだろうと。

本当に不思議な感情が、今もまだぐるぐるしています。
それだけ私に与えてくれた影響力が大きかったってことなんだと思います。


今月1年ぶりに歌うのは、彼女のトリビュートライブ開催に伴いです。
彼女の楽曲を歌います。

彼女みたいにキラキラに歌えないと思うなぁ
彼女のキラキラ成分が私の身体には無いからです。笑

「Rucaさん音ちがーう!!」とか言われそうだなぁ…
「フェイクはもっと自由に!」とかも言われそうだなぁ…。笑

真友ちゃんは優しい子だったからそんなこと言わないか😌


真友ちゃん、本当にありがとう。

私とも仲良くしてくれて嬉しかったよ。

もっといっぱいこれからの事話したかったし、またRENTも歌いたかったなぁ。

当日は真友ちゃんに喜んでもらえるように頑張って歌います。見守っててね。

これからも真友ちゃんの笑顔を思い出して、
私は強く生きていきます。

真友ちゃん大好きです。

ゆっくり、安らかに休んでください。