忌火起草 解明編

[ストーリーに関するネタバレはない方向でレビューしています!]


ストーリー(公式から転載)

「ビジョンって薬知ってる?すげー盛り上がるぜ」

遊び感覚でそれを手に入れた若者達は、次々に謎の焼死を遂げる。

その災いに巻き込まれてしまった主人公とヒロインは呪いから

逃れるため、すべての根源と思われる、朽ち果てたある屋敷へと向かう。

そこにあったのは、謎の花「忌火起草」に囲まれた、

幾世代にも渡り祟りの因果が渦巻く禍禍しい場所だった。



PS3で発売された忌火起草の移植作です。

ホラーのサウンドノベルなんですが、私はホラーが苦手ですw


チュンソフトのサウンドノベルは全てプレイしていましたが、

PS3を持っていないため忌火起草は未プレイでした。なので購入!


全編実写なんですが、PS時代のサウンドノベルと比べると

格段にグラフィックが綺麗になっています。まぁ当たり前の事ですがw


今までのサウンドノベルと大きく違う所は、

登場人物のセリフがテキストでは表示されず、音声になっています。

音声の導入によって聴覚からの刺激も増し、

恐怖感が増していると思います。


ここでひとつ問題が・・・

私は上記でも書きましたが、ゲームや映画関係なくホラーが苦手です。

怖い場面にさしかかってきたりすると

TVの音を小さくした経験ありませんか?w

私はよくあります。


でもそれをやってしまうとセリフが音声なので聞こえないんですよね・・・

怖いんならやるなよって言われると、ですよねー\(^o^)/

ってなりますが、これはオプションで選べてもいいのでは?と思います。


シナリオですが、チュンソフトのサウンドノベルをプレイした事がある人は知っていると思いますが、本編以外にも複数シナリオがあり、

選択肢によって派生していきます。


この部分が私は駄目でした。

選択肢によってシナリオが変わりバッドエンドになったりするのは

楽しいです。


しかし、

とにかく新しいシナリオに突入するための分岐条件がややこしく

攻略サイト見ないとかなりきついのではないかと思います。

新しいシナリオへの分岐を探す行為が完全に作業になってしまい

残念です。


ゲーム性を待たせる部分を間違えていると感じました。

1つのシナリオをクリアする毎に、

新しいシナリオが出現する程度で良いような気がします。


私は面倒くさくなって本編含め3つほどエンディングを見て、

引き出しにしまいましたw


シナリオ分岐の不満点以外は水準以上だと思いますので、

サウンドノベルファンはやってみてもいいんじゃないでしょうか!


★★★