ペン字講師 の 阿久津です。

さて・・・
私は常々、
文具メーカーの商品は、
その企画の意図が伝わりきっていない、と
感じています。

そのわかりやすい例が、紙。

先日、ノートメーカーアピカ社の方にお会いして
驚いたのですが、
年をまたぐ日記帳は、日付毎に1ページ



これは3年日記ですが、
例えば2014年7月30日を上段に書いたら、
その下は2015年の7月30日になるわけです。

この説明(帯)がなかったら、気づかずに使ってしまいそうですよね。


また最近、先輩の手帳を拝見する機会があったのですが
こちら、ノーリツの手帳を
これでもか!γ(▽´ )ツ というくらい使いこなしていました。


私も愛用している縦のスケジュールは誰もが使うと思いますが、
右のメモスペース(ここが需要)と、
月間スケジュール、さらに最後についているメモまでびっしり。

また、何が素晴らしいって、
「終わったら消すけど、残しておく」
「月間と週間を使い分ける」
「付箋も多様」

でした。

私、月間に書くと二度手間なので、
どうしても週間ばかりになってしまうんですよね…


ペンでも同じように、
「こんな風に使ってほしい!」というメーカーの開発意図があり
それをさらに昇華させるのがユーザーであるべきなのですが

今はその開発意図すら伝わりきっていない状態に見えます。


文房具って、知れば知るほど、楽しい、ですね。


それでは、今回はここまで!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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美文字には定義がありません。
キレイな字の基本は、『書道=芸術』 ではなく、
『書写』 = 正しい日本語の書き方 = 国語 です。

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