近年の筆記具ブームでも、ボールペンの特集が見られますが
それらはあくまで使い勝手を重視されたもの。
キレイに見えるかどうか、は考慮されていません。
日本の筆記具は世界一の品質。
それが200円未満で選びたい放題なので、選ばない手はありません。
まず、
油性ボールペン(低粘度油性も含む)はやめましょう。
・油性インクは着色料として染料が使われているので、黒の発色が悪い
・表面がツルツルした紙、和紙のような凸凹の紙では擦れる可能性が大
という2点の理由からです。
オススメするのは、ゲルインクの中でも、顔料を使用しているもの。
一例として、
● ZEBRA SARASA CRIP
● UNI uni-ball Signo
イメージとしては、染料=絵の具 顔料=ペンキ。
字をキレイに見せるためには、
起筆が擦れないこと、黒の発色が鮮やかで、パっと見のコントラストが
ハッキリしていることが挙げられます。
どんなに滑らかであっても油性は油性です。
茶封筒に書くときなどは特に注意します。
次に、ボールペンの性能を120%引き出すために、
下敷きを敷きます。
デスクマットがベストなのですが、無い場合にはコピー用紙を
3・4枚敷くだけでも良いでしょう。
ペン先がコンマ数ミリ、紙に食い込むだけで、
・線が安定する
・太さの変化がつけやすくなる
というメリットがあります。
「キレイに書きたい!」という場合には横着は禁物です。
最後は太さですが、ゲルインクの場合
葉書の宛名や履歴書の名前の部分は0.7mm、
葉書の住所や履歴書の経歴などの大きさであれば0.3~0.4mm
がオススメです。
フォントでも同様ですが、
大きい字は線が太い、小さくなれば細いのは当然です。
書く字の大きさによってペンを使い分けましょう。