新型インフルエンザのニュースも一時に比べ落ち着いてきた感はあるが、観光業への影響は大きなものとなっているようだ。
北海道経済部 が6月1日~11日までに関係者に聞き取り調査した結果がまとめられたようだ。


  「新型インフル、道内観光に打撃 5~7月の中止・延期3万人超 」(2009.06.13 NIKKEI NET)


《memo》
・北海道経済部の調査:6月1日~11日
  対象:社団法人北海道観光振興機構、道内の宿泊・運輸・旅行業団体など
  結果:ホテル・旅館274施設5~7月予約約33,000人キャンセルか延期
  損害:約\175,000,000
  北海道ホテル旅館生活衛生同業組合への調査(約1,100施設)
   → 約40%のホテル・旅館売上に影響と回答
  道内主な温泉8地域の調査
   → 4~6月宿泊者数前年同期比▲0.8%~▲25.9%(阿寒湖除く)
   洞爺湖温泉:▲25.9%、湯ノ川温泉:▲19.2%、層雲峡温泉:▲14.1%、十勝川温泉:▲10.9%
  札幌市内ホテルなど22施設の調査
   → 70%強が新型インフルエンザの影響ありと回答、70%弱の施設でキャンセル発生