夢のルーツは必ずある。 | 自分らしい答えの追求

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株式会社manebiの社長のブログ

本日は、すごく久しぶりに旧友と会いました。

彼は好奇心旺盛で熱中しやすい性分です。

ただ少し目を離すと何かとあきらめがちになるので
久しぶりに連絡を取り、話を聞いてみることにしました。

すると予想的中!!

ちょうど心が折れているタイミングでした(笑)

いろーんな話を掘り下げて聞きましたが、
元気があるときとは打って変わって、全てに自信がありません。

刑事になりたいらしいのですが、一回落ちただけでヤバイ状態なのです。

夢を抱きやすいのはとても恵まれているのですが、
その半面、挫折も結構あり、立ち直るのに苦労してしまっているのです。

途中で私は言い放ちました。

「ぜってぇ、受からねぇー」、「次も落ちるよこんなんじゃ」

もちろんショックを受けてました。

でも、あえて言いました。

そう言った後に、理由も伝えました。

内容は少しはしょりますが伝えたかったことは
“夢のルーツは必ずある”ということ。

相談にのっててわかったことは“刑事になりたい理由”が曖昧なのです。

思い切って言いましょう、つまらないのです。

つまらないヤツは受かりません、基本的には。

笑いをとるってこととは別ですよ。

その人自身に歴史を感じなければ、相手の感情は中々動かないでしょう。

取ってつけたようなことばかり言ってては、誰も感動しないのです。

だからトコトン彼の人生を深堀りさせました。

そしたら、やはりありました。ルーツが。

親からの影響や職業自体への憧れ。

「こうなりたい」、「こうしたい」

出てくるじゃないですか。

それを話せばいいんですよ。

そして本当に経験してきていることであれば、自然に情熱だって入ってきますよ。

それが夢を語る時の状態じゃないですか。

夢を語ってる人が冷めていたらどう思いますか?

疑いたくなりませんか?

本当にそう思ってる?って。

彼が前回の面接で落ちた理由はそこでした。

周りの人間に面接はこう言った方がイイなどのアドバイスを受け
素直な彼はそれをこなしたのでした。

もちろん悪いアドバイスではないにしろ、結局そこには熱は入らないのです。

矛盾が生まれボロが出てくるのです。

本物の自信とは人からはもらえません。

勇気を持って“らしく”行動することが本来の自信につながるのだと私は思います。

次回、彼は確実に合格します。


この話は営業でも販促活動においても繋がります。

人はもちろん、商品・サービスが生まれたルーツをお客様に伝えることは非常に大切です。

興味のあるお客様は、それに対して感情移入します。

同調し始めてくれたもう最高です。

何者なのか、どんな物なのかわからないまま購買には至りません。