姫苺の誘惑 | 妄想最終処分場

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最近よく絡んでくれるスキビマスターゆみーのん様。


メロキュンカフェで「姫苺のタルト」
を提供中です!




そんな彼女から頂き物…というかお題??をいただいてしまいまして。




イチゴネタで最初の入り口だけ頂きました!自由に妄想してね音譜と。




ええ、もう多種多様に妄想の扉が出現しました!


書き留める時間が少ないのでとりあえず、ライトな妄想の扉、極短ショートをアップ♪


シリーズ化するかもしれませんね、コレ。




青文字表記がいただいたお題です~。


これの続きを妄想中♪






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




真っ黒な兄さん*曼珠沙華な妹さん


「兄さん、イチゴ食べる?」

「………いらん」

「美味しいわよ?甘酸っぱくて」

「………」

「何?食べるの?」



はい、兄さん♪と

イチゴを一粒唇で挟む。

ん~~っとちょっとだけ顎をつきだして。

「………」

「はに?いなないの?(何?いらないの?)」



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




何のつもりだろうか?


俺の理性を試しているのか?




『はい、兄さん♪』




苺を差し出すのになぜそうなる?




セツカ仕様でルージュを引いた唇。


ルージュが付かない様に唇の内側にイチゴを挟んだためにあどけなく開いた唇。


つきだされた顎は身長差のある俺を見上げるように上向いて。


目を閉じた表情は、セツカのメイクでもあどけなさが強くて素の彼女を意識する。


なのに今はいつも通り露出の強いセツカの服装で、白い胸元が顎の下にちらつく。




(こんなっ…!)




まるで恋人にキスをねだるような姿。




赤い唇に赤いイチゴ。


いつもなら無表情になるところだけれど、不意打ちだったせいか顔に熱が上がるのがわかった。






「はに?いなないの?(何?いらないの?)」




呆けていたら唇にイチゴを乗せたままの舌足らずな声。


開いた瞳に視線がぶつかった。






*****




ふと思いついたイタズラ。


敦賀さん相手に私じゃ到底無理だけど、


セツカな今なら兄さんに対してはアリだと思った。




イチゴを勧めるのにはしたない?


でも兄さんはどう返してくれるんだろうという興味が勝った。




「はい、兄さん♪」




ヘタを切り取ったイチゴのお尻を唇に乗せて。落とさない様にけれど潰さない様にそっと唇で挟み込んだ。


目を閉じて、顎をつきだして。




唇から受け取ってくれる?


何をしてるんだって呆れて諌める?


それとも??




(…長くない?)




想定以上に長い間に不安がよぎる。


ばかばかしい事とあきれられたかしら?


いい加減アクションをもらえないと私の方がマヌケなんですけど。




「はに?いなないの?(何?いらないの?)」




目を開けたら、そこには真っ赤な顔。




(兄さん?…ううん、敦賀さん??)




予想外すぎる反応に、どうしていいのか分からない。


でも…




(なんか、カワイイ…)




****




ぶつかった視線の先では驚いたように見開かれた瞳。




・・・それはそうだろう。何せ俺の顔が真っ赤になってるなんて思いもしないだろうから。




(さて、どうしたものか…)




誤魔化すにもなんにしても、どうにもならないこの状況。


固まって迷っていると、彼女の方が先に動いた。




驚いた表情はすぐにセツカのそれに変化して。




俺に差し出されたはずのイチゴは、開いた赤い唇の中に呑みこまれていた。


見つめる先で、咀嚼されて飲み込まれたイチゴ。




「変な兄さん」




ぺろりと舌を出したセツカがグイッと俺の首に手をかけて、引き寄せられる。




「んっ…」




そのまま唇を押し付けられて、舌先が触れた。




甘酸っぱいのはイチゴの風味か君なのか。






「時間切れ。ね?美味しいでしょ?」






………美味しくない訳が無い。






~~~~~~~~~




なんというか、キョーコさんのかわいさに振り回されちゃう蓮さんが書いてみたくなりまして。


これって蓮キョじゃないよね?


キョ×蓮??




ゆみーのん様、とりあえずエロから離れてみました。いかが??