生徒さんたちはそれぞれ違うことをしているが無我夢中である。


灰型の作り方を風炉の行と真に挑戦。




この茶入れがお約束の木の葉猿であり、


正式には利休物相茄子という。


有名な大名物。


お点前をしている生徒さんは和物のお盆の扱いで、唐物の茶入れである。


最近茶会で木の葉猿の写しを使う。


大きさがやはり普通と違うし、真のさばきで清めていると、


むかし師がやはりこの木の葉猿で真台子を伝授してくれた意味が分かる。


本当に木の葉のように小さいが、


なんとも見れば見るほど素晴らしい。


何年も使うが飽きることがない。


写しもバカにできないと最近は思う。


本物を徹底的に研究した作家さんのものは違うのだ。


ちなみに写真の茶入れとお盆は本物の唐物、木の葉猿と茶入れとともに伝来した唐物のお盆。


なかなか、もう見ることもできなくなった。






生徒さんに頂いた、秋の茶花。


今日は楽しい残花になる。