今日は今年一番の寒さという。
床の間の茶花もいつの間にか、紅葉していた。
今年は、忙しくて紅葉狩りもしていられない。
床の間の紅葉は唯一の晩秋!
生徒さんは、正月の初釜のお稽古に没頭していた。
次客の生徒さんも実際、重ね茶碗をしてみる。
お客でも、お点前を知らないと挨拶のタイミングが掴めないのである。
台子で重ね茶碗は、なかなか難しい。
いつもと違い、流れの違うのには戸惑うのである。
水屋は、一番広くした、今までは狭くて苦労したので、お家元よりも長い。
左右から二人が使うには、これでも狭い。
4畳半の広さが欲しかったが、我慢!
収納を多くとることで妥協。
今日は男性陣は、茶壺の結びの真を一生懸命、終わるころには結びをマスターしてくれる。
秋麗の過ごしよい季節も過ぎゆき、季節は駆け足で冬に向かう。
教室は初釜から、来年の春に向かい動き出す。
早い生徒さんは、行台子の復習を終えて、次のステップに進んでいく。
秋は過ぎゆく、紅葉を楽しむ間もないが、枯葉をふみゆき、ああ!と溜息!
季節の移ろいは、淋しくもあるが、新しい年へ向かい駆け行く。
後ろを振り返っては、教えることはできない。
新しい催し、新しい試みを前に前に進みながら思案する毎日である。
新しい生徒さんも増えた、新しい時代に即したお点前も教えていきたい。
今月は生涯学習の人たちもたくさん来るので、大いに忙しく嬉しい次第である。
私も大学の講師、ほんと自分で驚きである!