お昼に母を誘う。
焼き肉を食べようというと、お客さんが少ない店があるから行ってあげようと言われた。
上の写真は大正13年の開店記念の写真。
当時広東料理専門の店は珍しかった。
地元では有名な老舗。
私も子供のころから、ここのあやめそばは大好きだった。
今でも、懐かしい、スープが美味しく、神楽坂では出前があってなかなか注文してもすぐには届けてもらえなかった。
下の新しいビルになって玄関。
娘さん、私とは幼馴染であるからもう娘さんではないが、昔から神楽坂小町と評判の美人であった。
いまでも年はとったが品の良いマダムになって、店を切り盛りしながら、茶道も習っている。
今日は母がご飯がいいと、中華丼である。
スープも美味しく、サービスのものも美味しく頂いた。
最後は、ドリップで入れたコーヒー、サービスであるが、これが喫茶店より味がよい!
教室で生徒さんを待ちながら、中置の五行棚でお薄を始めた。
待っていた生徒さんは、一年ぶり、就職も決まり、久しぶりに挨拶に来てくれた。
最初は私が一服差し上げ、次は交代でお茶を立ててもらう。
一年ぶりでも、流石すらすら手が動いて、嬉しかった。
姿勢もよい。
一年ぶりのお薄を頂いた。
本当に、久しぶりに逢えたのも感動であるが、そのお点前でお茶が呑めて、つくづく茶道を教えて来てよかったと思う。