空はもう秋の気配!
母が朴伴という椿の実を届けてくれた。
花は見たことがあるが、実は初めて、
実りの秋を感じる。
この椿は、茶花に使われる。
雌蕊と雄蕊が一つになって、びっしり花の中にあるので、夫婦仲良くという意味でこの名前がある。
実の赤は、花が開いた時の色と同じなのを知った。
家内は生徒さんの月のお点前に見とれていた。
スラスラお点前をする生徒さんも、大事な実りの時期に入った。
家内は、椿の実は玄関に活けてくれた。
実のあるものは、茶花にはできないのである。
どうしてかは、いまだに疑問である。