お盆!
亡き人を偲んで、一服。
お茶を捧げる。
夜、ぽつぽつと雨が落ちてきた。
さあ!
今夜は、早くなくなった親友の好きだった唄をお経代わりにお唄う。
明大中野は、同級生が60になる前に半分亡くなったという噂である。
みんな中小企業のトップ。
学生運動で、先頭に立って30年も活動、無実の罪で刑務所に2度も入った親友もこないだなくなる。
明治はすべての大学が嫌がる仕事や活動をしてきた、その分犠牲者も多かった。
その反面、警察学校にいく後輩もいる。
警視庁では、後輩たちは出世している。
私のクリスチャンの明治の仲間も10人以上いたが、ここ数年で半分になった。
60代、何が起こるか分からない。
私は、アウトサイダー気取りで、茶の湯の世界に浸りきったから、学生時代から政治や経済は勉強してもその世界には足を踏み入れたことがない。
いったん言い出すと、1000枚ぐらいのページがいる。
今日は、父の好きな歌、姉の好きな歌、親友たちの好きな歌を長いこと唄う。
雨のお蔭で、唄い終ると真っ直ぐ歩け、耳鳴りも止まる。
みんなの顔が浮かんだ、仲間は亡くなっても私に元気をくれる。
想い出は宝物!
生徒さんの想い出だって、最高の宝である。