教員免許更新システム | nontitled

教員免許更新システム



【09衆院選】教員免許更新制度廃止も 「民主政権」日教組に配慮 2009.7.26 01:34 (MSN産経ニュース)

 この記事をみて「あー、日教組ってことなのね」って思った。

 教員免許に期限を設け、更新教育30時間をつけるってやり方は悪い事じゃないと思う。確かに、今の教員さんらの平日の拘束時間が長いこととは、理解できるんだけど、教師の「質」を劣化させない為に、という大儀があるんだが。

 教師の質が劣化していると言う見方が、特に公立学校に於いて言われて久しいと思う。自民党のタカ派的な思想を持っている人から「日教組」がさも諸悪の根元、かの様な攻撃対象となってマスコミを介してクローズアップされた。実際そうなのだろうと思う。

 ただ、教員免許さえ持ってしまえば、あとは法律さえ守れば、どんな「失格教師」であろうとも、退職されない、させられない、と言うのは今のシステムがおかしいのだと思う。

 だからといって、教員免許更新システムを廃止し、教師の地位的立場をむしろ「格上げ」することで、教師の「質」は向上するのだろうか?と逆に考えてしまうのだが。

 教師を更に現行より増やして、教員免許のシステムを社会人からの「中途」採用を容易にしやすくすることで、質は上がる。ただ、これだと「既得権益」を楯に、反発もあるのだろう。

 教師って、辞めて民間の会社で働く事が出来なくなってしまうのだから、だと思う。確かに教師って職業は、民間ではあまり使えない技術だからね。

 「質」を維持するには、血の入れ替え、粗悪品の駆逐が必須なのだ。言葉は悪いけど、血を入れ替えるシステムを構築しない限り、どうしようも無いんだけどなぁ。