いきなりカミングアウトからはじまりますが、実は私、以前は 星占いってあんまり信じている人ではありませんでした。


というのも、私は牡羊座の生まれ(=出生図で太陽が牡羊座にある)なんですが。


雑誌とかの星占いを見ると、牡羊座って大抵かなりアグレッシブなことを書かれていたり、「リーダーシップを取る」とか書かれていたりするわけです。


正直、あんまり当たっているとは思えなくてあせる


私自身は、あんまりイケイケな攻撃型ではなく、どちらかと言えば守備型(の、つもり)。


むしろ人様には、「優しい人」とか「ほっとします~お茶」とか「癒されます~お茶」とか言われることの方が、今だに多いです。


これアップ、わたしの太陽から出る傾向ではなくて、私のASC(蟹座汗)とMC(魚座汗)から出る傾向だな~と、今になるとめっちゃ納得!!なんですが。


ちなみに、リーダーシップとかは今でもとんでもない……って感じで。


これについては、人気占星術師の石井ゆかりさんが著書の中で、「牡羊座のリーダーシップというのは、人をまとめて率いようという意識のある物ではなくて、当人が”面白そうラブラブ”とひとりで新たな世界につき進んでいくところに、後ろから人が”面白そうラブラブ”と勝手についてくる感じ」 みたいなことを書かれていて、ものすごい納得!!しましたが。


で、そもそも出生図の太陽が表すのは、その人の「性格」ではなく「生き方」なんですよね。


ちなみに、性格が出るのは、月のほうで。


なので、そもそも「牡羊座ってこういう性格」みたいなトーンで語るのが、ちょっと違っているのかなはてなマークと今では思っています。


ただ、自分の本質的な部分が太陽にあるのも確かなことではあります。


たとえば。


国民的人気アイドルグループのSMAPの5人(+脱退した森君を入れた6人)の出生図の太陽だけを、占星術のチャートに落としてみると、こんな感じになります。


ダウン ダウン ダウン ダウン ダウン




これ、こんな風に想像してみてください。


 ・中華料理の円卓に座っている6人


 ・丸い会議室のテーブルに座っている6人


そうするとなんとなく、 「お隣同士に座った人たちは、なんか仲良く話せそうだな」 とか、 「真正面に座った2人って、なんか距離がありそう」 とか、 「直角角度に座った人とは、なんか話しにくそう」 とか、思いませんかはてなマーク


これ、西洋占星術では、出生図の太陽同士のアスペクト(関係性)と言うものに繋がるのですが。


 お隣=30°セミセクスタイル


 真正面=180°オポジション


 直角=90°スクエア


と言います(アスペクトの種類は他にもありますが、とりあえず登場したものだけで)。


簡単に言ってしまうと、まさに 「お隣同士に座った人たちは、なんか仲良く話せそう」 ・ 「真正面に座った2人って、なんか距離がありそう」 ・ 「直角角度に座った人とは、なんか話しにくそう」 の、世界です。


こうして見るとSMAPというグループの5人+1人は、「生き方」という傾向で見ると”仲良し”と”距離がある”と”話しにくい”が混ざっている印象ですよね(正直、”仲良し”の方が若干弱い感じはしますが……)。


このけっこう強い緊張感と、その中でもどこかわかりあえてる感の混じった印象は、もしかしたらSMAPというグループの息の長い人気に繋がっているのかも知れません。


まぁ、出生時の太陽だけを見ても、SMAPのこともそのメンバーのことも、はっきり分析して判断することはできませんけどね~。


ちなみに、”距離がある”とか”話しにくい”とかの位置関係が、イコール仲が悪いとかグループとしての相性が悪いとか、そういうことではないです。


むしろ、お笑いコンビなんかだと、太陽の位置が真逆同士が大ブレイクしたりするみたいですし(ウッチャンナンチャンとか、けっこう真逆だった気がします)。


太陽が自分の太陽とオポジションやスクエアの相手は、自分の苦手なことをカバーしてくれたり自分のミスをいちはやく指摘してくれたり、時にはライバルになったりもする、ある意味ありがたい相手だったりします。


そのあたりは、芸能界でもビジネスの世界でも、パートナーとの関係性でも一緒ですね。


「似た者同士」で上手くいくケースもあれば、「水と油」で燃え上がるケースもありますし。


「生き方」には反発するけど、性格的にはいい奴で気のあう関係、とかいうのもあるわけです。


ということで。


出生図の太陽が示すのは、あなたの「生き方」の傾向……と、思ってください。