映画 のだめカンタービレ最終楽章 前編 を見て | mimi-G_Records

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今年最後の映画鑑賞となりました
のだめ

前に見ようと思ってた日にアバターを見てしまったので
今日になっちゃいましたが
率直な感想・・・




クソワロター(^O^)!!

んで

クソ感動した!!!


何かドラマ版よりもゴージャスになっていて
よりコメディー要素も強くなっていて
それでいて肝心のオケ部分も
よりすばらしいものであったりして
言う事無しでした

10点中8.5点!!

にしても
ギャグすぎました
オーケストラを題材にして
これほど面白い映画が出来るとは

ドラマ版の良い所を引き継ぎ
より芸術性も高くなってました

特に途中のボレロの演奏はウケた!!
リハはすごくうまいのに
本番でズッコける
もはやコントの域

ヘタクソな演奏をするっていうのは
それはそれで大変そうでしょうが
めっちゃ面白かった

配役も良く
主役の二人はほんとにつき合ってんじゃ
ないかと思う程ラブラブな演技でした

あと、ベッキーやウェンツを始めとする
インチキ外人さん達!!
なだぎ武の演技を見ていると
デュランマッケイのコント見てるようだった

片桐はいりさんが出て来たとこも
自分的に爆笑でした

全楽曲を見回すと
だいぶチャイコフスキーの曲が
多かったですね

一番の盛り上がりは
この映画のメインである
序曲「1812」の場面でしょうか

この曲は16分も有る長い曲ですが
演技とはいえ玉木宏さんは
この長い曲を最後まで力強く指揮していました

このシーンはこの曲の思い入れも有り
すっごくジーンと来てしまったのでした

昔吹奏楽部でやったことの有る曲で
最後の演奏会の曲でもありました

今では聞く曲の9割はヘヴィーメタルですが
少しだけクラシックもやってました

特にチャイコフスキーの曲は好きで
演奏会では何回もやりました

一応やってたのはオーボエ
丁度福士誠治さんが演じている黒木君の吹いてるやつですね
もっとも自分はオーボケ担当でしたが
家に電子ピアノが置いてあるので
ピアノの方は今でも弾けます

1812では最初の農村ののどかな風景が描かれ
その後しだいにフランス軍の戦いに巻き込まれて行くにつれ
悲壮感のある雰囲気になる
その最初の場面でオーボエのソロパートが有る訳です

黒木君がソロ吹いてる所でアップになり
思わずぐっと来ました

んでロシア軍とフランス軍の戦いは激化し
曲も激しくなって行きますが
フランス軍の敗退と後退を表す表現の部分は
カットされてた気もしました

んでクライマックスですよ
ロシア軍の勝利を祝う
農民の歓喜の声が聞こえてきそうです

とどめの大砲

オケの編成を見る限り無いと思ってたんですが
ここの構成良かったーーー
なだぎさん最高でした

まあ1812のフルスコアなんて見ないと思いますが
使用楽器に「cannon」って書いて有ります
実際生演奏ではまだ聴いた事無いですが
この曲は大砲有りで聴いてみたいものです

つかパリのマルレオケで
この1812を演奏させるという暴挙!!
フランス軍が負けてロシアが喜んでいる事を
最高に表現したこの曲をフランス人に演奏させる!!
作者の意図が有るかどうか分かりませんが
背景を知っている者として感じずにはいられませんでした

楽曲的に10年以上も前の高校生の頃の思い出満載で
この映画を見る価値がありました

今回の前編では千秋君メインの構成だったので
後編はのだめメインになりそうな予感がします

でも上野さんの存在感有り過ぎでした
顔芸スゲェーー
もう女優にしとくのもったいないですね
カレー事件の部分の顔が
魔女に見えた!!

こんなに笑わせてくれて
感動出来る映画はそうそうないもんです
後編に期待大です!!