2日目
今日は朝8時の便でウルムチからビシュケクに移動。
時差の関係で出発時間が8:00.到着時間8:05というわけのわからん感じになってます。
ウルムチを出発するとすぐに険しい山脈を越えていくことになります。
人を寄せ付けない険しい山脈が続きます。
1時間ほど経過して眼下に大きな湖が見えてきました。
これがキルギスのイシク・クル湖でしょうか?
海からはるか離れた中央アジアの地に海みたいに大きな湖があるのは何か不思議ですね。
どこからこんな大量の水が流れてくるのでしょうか?
さらに湖底には様々な時代の遺跡が沈んでいるそうです。
まさに神秘の湖ですね。
ウルムチから2時間ほどで空港に到着。
(距離的にはウルムチからカシュガルに行くのと同じぐらい。)
キルギスの首都ビシュケクの空港、思っていたよりすごく小さかったです。
飛行機を降りて建物に入るとすぐにイミグレーションがありました。
周りの乗客はほぼ中国人、あとはロシア系の人、それと1組日本人もいるようでした。
イミグレーションでチェックを受けるデスクに日本の国旗のステッカーが貼ってありました。
キルギスは親日国だと聞いていたので何か反応があるかな?
パスポートを見せるとやはり反応あり。
日本人かと聞かれて、そうですと答えると、ようこそと言われました。
ほかの人には無言で対応だったので、やはり日本人は歓迎されているのかな?
それとも単に珍しかっただけ?
さてとにかく初キルギスです。
わかっていましたが出口付近にタクシーの客引きが多いです。
いったん彼らを無視しながら空港の外に出てみましたが、お金をいくらかスムに変えたり用を足したりこれからどうするか考えたかったのでもう一度空港にはいりました。
そして事件発生。
トイレから出てしばらくしてから携帯電話がないことに気づく。
カバンの中をひっかきまわしてもない。
タクシーの客引きがカバンをひっかきまわしてる間もしつこく寄ってきましたが、いやそれどころじゃないって感じです。
思い当たる節がなかったので初キルギスの空港でいきなりすられた!?
とかなり焦りました。
10分ほどおたおたしながら空港をうろついて、やっと空港に入るときの荷物検査のことに思い当たる。
荷物をベルトコンベアーの検査機械に乗せるときに、携帯電話などは小さいトレーに入れないといけないのですが、トレーが小さすぎて前の人のトレーが検査機械の入り口のゴムの垂れ幕に引っかかって動かなくなっているのを思い出した。
そういえば自分も携帯電話を回収した覚えがない!
急いで空港の入り口へいくと、
ありました。
やったーよかったーありがとーと言って携帯を受け取ったのだが・・・
検査員のおっさんの様子がおかしい。シガレットとかマガジンと言ってる。
どうも礼にたばこか雑誌をよこせといってるようだ・・・
キルギスの警察が賄賂を要求してくるのは有名だけどこれも似たようなものなのか?
しかし礼ってこれがあんたらの仕事やろ。
しかもあんたら忘れた携帯を手元においてただけだろが、というか忘れてたら声ぐらいかけてくれよとか思ったけど、まあ金を要求されたわけでもないので売店で1個煙草を買ってプレゼントしました。
まあただでやるのもアレなので、ビシュケクへ行くマルトリューシカ(ミニバス)の場所まで案内してもらいました。
なんか空港でいきなりいろいろあったので、もう吹っ切れたというか未知の国に突入する心の準備が整いました(汗)
イシク・クル湖へ に続く