インターネット広告の草分け的であったリスティング広告。
けれど、いまや出会う人のほとんどが、Googleを知っている。
そして、少し先のネット広告市場では、メディアとメディアの
距離がずっと近くなってくるのを肌で感じます。
そうなったときには、今はSEMの専門家もブランディング広告の理解が
広く求められるようになってくるのでしょう。(もちろん逆も然り。)
というのも、上記のGoogleによるDoubleClickの買収に関する下記の記事を
読んで、なぜかそんなことを思いました。
メディア的にインターネットは今までに不可能であった
広告としてのあり方や、コミュニケーションが可能にしたと
いわれていますが、現時点ではその利点がフル活用されているとは
言い難いように思います(それは自分の能力が不十分であることも
理由のひとつですが・・・)。
そんな中で、強く思うのは、これからもっともっと面白い広告の取組みや
コミュニケーションの創造が出来るのではないかということです。
すぐに頭に浮かぶのは、検索エンジンで取得可能な情報を
広告のプランニングに今まで以上に盛り込むことは可能で、
その場合より面白い取組みが出来るのだと思います。
ROIを最大化させること自体、とても奥が深くて、
まだまだ知らないことは沢山あるのですが、
それ以上に未知なのが、リスティング広告を
何かしらの形でブランディング広告と密接に関連性を
持たせた時、面白い化学反応が生まれるのではないかと
感じます(具体性が無いですね・・・)。
ただ単純にこれからそういった取り組みが出来る
事自体がエキサイティングです。
GoogleのDoubleClick買収,システム依存の検索広告事業だけではダメ
> ところが最近,その流れが変わろうとしている。
> バナーなどのブランディング広告が復活してきているという。
> eMarketerの調査でも, Branding広告(Display ads/banaers,
> Rich Media/Video,Sponsershipなど)がDirect Response広告
> (Paid search,Classified、Emailなど)よりも,これから
> 成長率が高くなると予測している。バナー広告やリッチ広告
> などのブランディング広告が,今後のネット広告市場で
> より重要な役割を果たすと見ている。