6月30日から2週間、大阪の保育・教育の現場で、
ヤイスタッフ、ナンスタッフが研修を受けています。
初めての日本に、出発前は緊張で固まっていました。
黙々と荷造りのチェックをする、しっかり者のヤイスタッフ。
なんとかなるよ、がんばって!と、周りに励まされるナンスタッフ。
そんな二人も、大阪での一週間を経て、
変わってきました。
ホームステイを受入れてくださる方々のやさしく、あたたかいお気遣い。
一生懸命になって、コミュニケーションを図ろうとしてくれる子どもたち。
親身にいろいろな経験を語ってくれる、子どもと接する現場の方々たちとの交流、
徐々に、堅い表情がとけ、代わりに、笑顔の中にもぴりっとした凛々しさが垣間見えています。
同じ現場のスタッフとしての、タイの社会、子どもを想う、
本来の姿が出てきたのではないかと、思っています。
私も通訳として、参加させていただいているおかげで、
日本の教育・福祉の現状を知ることができ、
たいへん貴重な学びをいただいています。
今回の受入れをしてくださっている大阪マイペンライさまをはじめ、
各受入れ組織の、摂津市教職員組合、自治労豊能町支部、
大阪市職民生支部の皆さま、および加藤啓子さま、
ありがとうございます。
国際部 松尾久美