【90%以上の病気は治らない病気】 | happyさんの事業承継・相続

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【90%以上の病気は治らない病気】

ひとつを叩けば必ず全部を叩く、これがクスリの副作用

17、8年前までは、コレステロール、中性脂肪に効く薬はなかっ
た。気休めに出される薬はどれだけ飲んでも効かない代わりに副作
用もなかった。17、8年前からコロッと変わった。こういう薬が
出た。メバロチン。(mevalotin)これはよく効く。バチ
ーン!と効く。

厚生労働省は毎年春、前の年に起こった薬の副作用情報を発表する
。出た。3月2日、朝日、読売、毎日、全部の第一面に、何十と言
う薬が上がっていて、そのなかにメバロチンが入っていた。メバロ
チンは去年使われ始めた薬で、コレステロールを落とすのに非常に
効く薬だと。ただ、厚生省の調査で分かっただけで34人、急性腎
炎になってしまったから気をつけるようにと。私はそのとき、やっ
ぱり効く薬は怖いなと。使い始めた最初の年だけで34人も副作用
が出た。

メバロチンという名...前は、今は使わない。2、3年前特許が切れた。効くものだから、
違う名前でいっぱい出ている。20くらいの名前になっているから
気をつけるように。メバロチンでコレステロールを落とすのではな
く、抗酸化剤で活性酸素を落とすことです。

17、8年前はコレステロールに薬は何も効かなかった。せいぜい
漢方薬。だから副作用もなかった。しかし、メバロチンは初めて体
に必要な肝臓の働きを叩いたんだ。返す刀で腎臓をやったんだ。

病気の考え方ですが、みなさんは医者にかかるとき、病気を治そう
と思ってかかりますよね。でも、私たちに言わせると、90%以上
の病気は(進行を抑えるくらいで)治らないんです。それが今の医
学の限界なんです。

まず、がん。次、腎臓。
腎臓は薬がない。100人かかると10人は放っておいても大丈夫
。薬は効かないから放って置け。これは生き延びることができる。
あとの90人はなにをやってもダメ。なにをやってもじくじく悪く
なって、昔は尿毒症になって死んだ。最近は人工透析で生き延びて
いる。透析をやると15年くらい生きられる。ただ、透析を始める
と1日おきに病院に行かなければならない。まともに会社や学校に
は行けない。ただ、50歳のおっちゃんが急性腎炎になって65歳
で人工透析を始めると、だいたい80歳から85歳くらいまで生き
る。それなら、普通にしていてもそれくらいの寿命なんだからこれ
はいい。しかし、二十歳のおにいちゃんが急性腎炎になったら40
歳か50歳で死ななければならない。どうあがいてもその事実から
はのがれられない。これが今の医学の限界。

それから肝臓。
この5、6年前からちょっと数字が変わってきた。アバウトにいい
ます。B型は100人かかると50人は自分の抗体を作って治して
しまう。あとの50人はダメ。なにをやってもダメ。C型は100
人かかると10人は腎臓といっしょ、放って置いてもいい。あとの
90人はだめ。だからBの抗体をもつ50人とCの10人以外はダ
メ。なにをやってもダメなんです。早くて15年、遅くて25年で
肝硬変になる。

そこへ出てきたのがインターフェロン。最初はあまり効かなかった
けど、最近ちょっと改良された。昔のインターフェロンはうつ病に
なるし、糖尿病になるし、あまり効かないわりに副作用があってい
やがられていた。ところがこの5、6年前から改良型が出てきて、
今まで効かなかったものが効き始めた。

C型肝炎だった私のいとこで京大の教授に先日電話をしたら、えら
く具合が悪そうにしている。どうしたんだと聞いたら、友人の医者
が改良型のいいインターフェロンがでたから勧められて打ったと。
そんなもの放っておけばいいのに、間もなく溶血性貧血になって死
んだ。よく効く薬ができたと思っても、やっぱり化学薬品には副作
用が出てくるんですよ。がん、腎臓、肝臓。これは治らない。

次に、命をとらない高血圧、糖尿病、リウマチ。血圧を治そう、糖
尿病の数値を治そうと思って必至になって医者にかかっているでし
ょう。しかし、世界中どこへ行っても、高血圧、糖尿病なんか治ら
ないんです。あれは上がった血圧や糖を薬で下げているだけ。みん
な症状を抑えているだけ。

リウマチの薬も、痛み止めばっかり。痛みを抑えているだけ。治し
ているわけでもなんでもない。治す薬なんかないんだ。みんな症状
を抑えているだけ。肝臓、腎臓、がんは、まかり間違えると治らな
いだけでなく、死んでしまう。

薬で治る病気を探したほうが早い。扁桃腺、気管支炎、肺炎。これ
は抗生物質がいいから治ります。それからかび、水虫、あと、ばい
菌がついた病気、感染症は今は治る。

次に喘息。
アトピーの患者さんの5人か6人にひとりは喘息。気管支拡張剤を
飲んでいいかとよく聞いてくる。私はあれはステロイドじゃないか
ら飲むなとは言わないけれど、今のお医者さんの指導で間違ってい
る人がいっぱいいる。喘息の発作だ出ないように朝晩予防的に飲み
なさいという。これやった腎臓をやられますよ。

気管支拡張剤というのは交感神経という自律神経を刺激して気管支
を拡張してくれるものです。ところが、交換神経を刺激すると、気
管支を拡張するのと同時に心臓に行って心臓をトントンとやる。発
作が出かかったときにたまに飲むのはいいけど、朝晩予防的に飲む
のはいかん。心臓を毎日毎日刺激していると、必ず不整脈が出ます


ガンを叩いたら正常な細胞を探す。気管支拡張剤をやれば心臓がや
られる。正常なコレステロール値を下げたら腎臓をやられる。これ
が今の西洋医学の化学薬品の副作用なんです。いまの製薬会社が薬
の開発で一番困っているのは、一つの臓器だけを先端的に叩く薬が
ないんだ。一つを叩いたら必ず全般的に叩く。これをトータルキリ
ングという。

みなさん、有名な大学病院に行ったら、がんも膠原病もなんでも治
るんだろうと思うのは、偉大なる錯覚なんだ。血圧、糖尿、リウマ
チも治る薬はない。抑えているだけなんだ。ステロイド、あれは抗
がん剤なんですよ。ガンにも抗がん剤、命をとらないリウマチにも
抗がん剤。治らないのになんでリウマチで抗がん剤を飲ませるんで
すか。

僕は西洋医学をやってきたから、決して化学薬品は絶対に使うなと
は言わない。必要とあれば使う。肺炎で放っておいたら死ぬ患者さ
んには抗生物質がやはり効く。ただね、抗がん剤とステロイド、免
疫抑制剤だけは気をつけないといけない。私が医者になって50年
、なにも変わっていない。

私も化学薬品は使うよ。しかし、たとえにきびの薬を使っただけで
も1ヶ月に1回は検査しながら、びくびくしながら慎重に使う。今
の若い医者が、私はがんでも膠原病でもなんでもなおしてやると言
いながらやみくもに抗がん剤をやる。

やるのはいいが、もうすこし医学の限界を考えて、薬の副作用の怖
さを知って、もう少し謙虚な気持ちで副作用に注意しろというのが
私の言いたいこと。(現代医療の限界とクスリの副作用より、土佐
清水病院院長 丹羽免疫研究所所長医学博士丹羽 靭負(にわ ゆきえ))