「自由」 | SHIGEMAGAZINE

「自由」

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これも昔のですけど
みんなよろしく

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どうもです。
尾崎豊に憧れた、人生を今回少しだけ書いてみたいと思います。

自由を熱く語るのは、この歳になると少し気恥ずかしいけど
まぁ~いいかと書いてみました。

ではでは



「自由」

今回はシゲマガというより自分の整理をしたいと思う。
(いつも、自分の整理だけど、特にね!!)

僕の人生は12年周期のようだ、どうも干支、歳男の年にガラッと人生が変わっている。
12歳から受験が始まり、それまではただ愛され楽しく生きていたのが、
ガラッと変わり、成績が僕を判断するツールに変わった。
僕はその成績というものに追い立てられ、そして対応できず
それからの12年間は一言で言うと挫折の12年間
別の言い方をすれば“自由”を探し求めた12年間だ。

そして、24歳を四国で迎え、劇的に人生が好転する。
そこからは成功と失敗そして幸福の12年間だ
別の言い方をすれば“真実”を探し求めた12年間だ

不思議なもので、すべては乗り越えた時、
もしくは終わった時にわかる。

24歳になった時、初めて12年間探してきた“自由”がわかった。
まずは、その“自由”を書いてみたいと思う。

上手く説明できるかわからないが、“自由”とは、
限られた空間の中にあって初めて“自由”なのだ。
僕が追い求め、探し続けた“自由”は箱の中にあって、
初めて“自由”だったんだ。

箱から飛び出した“自由”は“自由”じゃなく、
ただの“責任”に変わっていた。

僕が家を飛び出し、東京にまで行き、探し続けたものは
そこにはなく、ただ生きる速さに追い立てられ、
生きることで精一杯で何も見つからなかった。

でも、気がついた。
“自由”とは箱の中に入っていることに・・・

多くのかたは最初から知っていたかもしれない。
でも、僕は知らなかった。
探し続けた。
そして、限られた空間の中にあることに始めて気付いた。

キャンパスがあるから“自由”に書ける。
粘土があるから“自由”に造れる。
五線紙があるから“自由”に創れる。
子供たちは運動場があるからその中で“自由”に遊べる。

すべては限られた空間の中に“自由”がある。

人は限られた中から外に飛び出すと“自由”を失う。
あるのは孤独感や言葉にできない不安感ばかり

ありあまる“自由”は自分を殺す。

限られた中での表現こそが、もっとも“自由”で自分を表現できる空間だ。
もしくは、限られた空間から片足、もしくは片手だけを
はみ出させることが、“自由”の醍醐味だ!!

“自由”は求め、探すことに醍醐味があり、手に入れてしまうことではない。

上手く言えないが、それが僕のたどり着いた“自由”だ。
正直、“自由”は僕の探していた場所には無かった。

しかし、“自由”は身の回りにいつも溢れていた。
そのことが答えだった。

僕は今でも“自由”と共に生きています。
“自由”はいつもあなたのそばに・・・


重松昌二郎