指摘がありましたので、最近のブログを読み返しましたところ、


あたい、妄想を飛び越えてただのド変態みたいなことしか書いてないんだわ…


と、自分の危ない一面におののきました。


清い乙女だと自覚していたのに。


魔女裁判にかけられたら、火あぶりの刑まっしぐらだったことでしょう。


なむなむ。


今日から清いことしか書かないと決意を固めました。


例えばこんなのはどうでしょう。


すがすがしい空の青について想いを馳せたり、


アスファルト割って咲いた花に涙を流したり、


風に流れる雲に自分の夢を重ねたり、


輝く湖畔をただよう水鳥に口づけしたり、


長い髪を月の明かりに照らしたり、


照らしたついでに転んだふりして、男子に抱きついたり、


おっちょこちょいの面構えで、彼のグラスに口を付けてしまったり、


手相が見れるのと嘘ついて、手を触る機会をもうけようと試みたり、


付き合ってもいないのに、彼との子供の名前を考えたり、


机に彼のイニシャルを彫刻刀で掘ってみたり、


放課後、校門の前で待ちぶせして声をかけたのにチョコを渡せなかったり、


渡せなかったのは、古田がバカにしたからよ! あんた!マキが鮫島のこと好きなの分かってて、どうしてそんなことすんのよ!


そういうガサツなところが甲子園にも行けなかった理由じゃないの!?


なによ! なによ!
言いたいことあるなら言いなさいよ!


その時、古田が口にした言葉に彼女は耳を疑った。


『オレ、マキのこと好きなんだ。』


知らなかった。
でも、傷つける気なんかなかった…


でも、鮫島…


あんたも知らないで傷つけてることあるよ。



アタイ…


アタイ、鮫島のことが好きなんだよ!!


鮫島が、雨の日に捨てられてた子犬を抱きしめていたのを見たあの日に、アタイの赤い実はパチンとはじけたんだよ!


青春のバッキャローのコンチクショウ!!


涙に濡れる乙女は、


『こうなったら娼婦になってやるんだから。』と薄汚れた街に飛び出したのであった。


あれ…


清いのかわからなくなってきました。




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