タイトル通り「ジャンプザライツのサポートギターはじめました」!

萌香ちゃんのブログには二つ返事で応えてくれたと書いてあったけど、実は色々思うところあって脳内ではものすごい会議が繰り広げられてました。

ジャンプザライツ公式ブログ

萌香ちゃんからギターを弾いてほしいって話があった時、てっきり最初はレコーディングで1.2曲参加するってことかと思ってた。前作「ノスタルジア」でも数曲ギターやパーカッションにゲストミュージシャン入れてたから。


ジャンプは個人的にライブに遊びに行くくらい好きだったし、ライブ見てて音の感覚がドギーと共通する部分がこんなにあるバンドなかなかいないよなって思ってたからレコーディングなら何も悩むことなかったんだけどライブも参加するとなるとすぐに思いつくだけでもたくさん悩む点があった。

まず自分がサポートできるような人間かっていう。要領悪いのは自分でもわかってる。いろんなタイプのギターを弾ける人じゃないし下手したら自分のバンドも中途半端になる恐れもある。

だからサポートなんて基本的にやるつもりじゃなかったんですよ。ジャンプ以外ならどんなバンドでも絶対すぐ断ってた。


次にスリーピースバンドが4人になるってそうとうでかい変化。ジャンプ的にもここは一大決心だったと思う。既存の曲にオレがつけたフレーズのせいでイメージ壊してしまうかもしれない。

それから女3人組バンドにサポートとはいえ男が関わることに対しての反応が心配だった。

オレは音楽を聴く上で完全に男とか女とかかっこよければどうでもいいんだけど、週一くらいでライブハウスにいる身として感じるのはやっぱり現代のシーンとして「ガールズバンド」っていうのがブランド化してて「ガールズバンド好き」っていう層が確かに存在しててそういう人にとってはオレの存在は面白くないんじゃないかなって。


でもオレはジャンプの魅力は「ガールズバンド」ってところにあるんじゃないって思ってるし、本人たちも「ガールズバンド」でありたいってことよりも「かっこいい音を出すバンドになりたい」っていうのが大事なんだってのがよくわかった。


オレはジャンプのそういうところがかっこいいと思って協力しようと思いました。媚びてないんだよ彼女ら。


とまぁ他にもたくさん小さい悩みがあったんだけどそういうの全部おいといて一言でまとめていいというのなら、萌香ちゃんの声に惚れました。かっこいいんだ。マジで。


The Doggy Paddle好きな人にもジャンプザライツのライブ見てほしいし、ジャンプザライツ好きな人にもThe Doggy Paddleのライブ来てもらえるように、オレがいいギター弾いてその架け橋になれるようにがんばりたいです。

次のライブはもっといいギターが弾けるはず。


どっちもよろしくお願いします!
がんばります!


ジャンプザライツ

The DogPaddle



ドギーは明日もライブ!出番は18:45から!

12/31下北沢DaisyBar
OP17:30  START 18:00
2500円
The Doggy Paddle
sugar'N'spice 
Large House Satisfaction 
The holy's 
ARIZONA
The cold tommy
THE LOBSTER BLASTERS
遅ればせながら。
9/8の誕生日企画に来てくれたみんなありがとう。



あの場で自分は言いたいことを長々と言わせてもらったけどきっと全部は伝わってないと思う。だって言葉は所詮言葉だから。


自分やバンドが、この先どうなっていくかなんて正直わからない。


ギターを始めて10年、さすがに自分が天才じゃないことはもうわかる。顔だって別に整ってないし。金持ちでもない、体力もない、どこでも寝ちゃうし、時間にもわりかしルーズだ。それに忘れ物や落し物もしょっちゅう。常識面で人に勝ってると誇れる部分なんてない。


バンドに関して言えばフェスも出たことないし、オーディション関係にエントリーしても受かったことなんてほぼないし、うちの事務所に入らないかなんて言われないし、渋谷の街頭テレビにも映らないし、チャートに乗るどころかCDショップで大きく展開してもらったことなんてないどころかコメント書いても1日も飾ってもらえないこともあったし、


ない。輝かしい実績なんて振り返ると何もない。


つまり世間様からしたらオレたちなんて活動してないも同然なんですよ。


悔しい。だけどそれを口に出すことはかっこ悪いってわかってる。だから今まではただ「次こそは」と唇を噛んで我慢してまた歩き出してた。


でも今は自分が悔しいと思うよりも、そんな何もないオレたちを応援してくれる人にちゃんと形にして返せないのが申し訳ないと思う気持ちが膨らんできていたたまれない。


さっきも言った通り言葉は所詮言葉であって全てを伝えてくれはしないんだけど

「今日のおかげで明日からがんばれます」って言ってくれたりする人にオレがどれだけ救われてるか。

言葉は微力かもしれないけど。無力じゃない。

そしてその言葉に対してオレが返せる言葉は「ありがとう」しかないというのがもどかしい。もっと自分の気持ちを伝えることができる言葉があったらいいのにって思うんだけど。どうしても見つからない。もどかしい。


だから行動で伝えられるようになろうと思ってます。


言葉は言葉でしかないけど、同じ言葉でも行動の行動の伴った言葉にはきっと力があると思う。

ロックスターなんかじゃないけど、せめてステージに立ってるときだけは、言葉にならない気持ちを伝えられる自分でありたい。

これからもステージの上からあの日みたいなみんなの笑顔を見れるようにギターを弾き続けていけたらなって思う。

また1年、よろしくお願いいたします。
今年の夏は夏風邪二回ひきました。
そんな夏ももう終わり。季節の変わり目っていつも切ないけど一番激しい季節だからか夏の終わりが一番切なく感じる。
でも秋が一番好きだから楽しみ。生まれた季節だからかな。生まれて初めて自分の誕生日企画やります。よかったら遊びに来てください。


The Doggy Paddle 横道生誕祭「池袋を盗んだ男」
9月8日(火)池袋手刀
OPEN18:00 START18:30
前売り2000円 当日2500円
The Doggy Paddle
Atomic stooges
sugar'N'spice
FOOLA
BLANK DISK BOOTLEG
弾き語りゲスト
萌香(Jump the Lights)
清水加奈(指先ノハク)
image
子供が見たら泣くだろこんなの…

子供の頃キングクリムゾンの「21世紀の精神異常者」のジャケットが怖かったことを思い出す。あとストリートファイターの負けた時のボコボコになったケンの顔。
各バンドさんを紹介していきます!
ぜひ最初から最後まで見てって欲しいな!

sugar'N'spice

1バンド目はシュガーンスパイス、通称シュガスパ。実はもう3回くらいシュガスパ企画には出させてもらっててこっちも早いとこ呼びたいなと思ってたんですよ。
出演に関しては直接ライブハウスで「オレの誕生日企画があるんですけど出てくれません?」「バーカそんなん祝わせろや!はよ呼べやー!」←(たしかキャオちゃん)と何とも頼もしくうれしい返事をいただきました。そうこの人たち、男より男らしい。個人的に「女」を売りにしてるバンドは好きじゃない。最近ガールズバンドという括りを一つのシーンとして盛り上げて行こうって流れを感じる、確かに女性バンドマン増えたけどそもそもかっこいい音楽に男も女もないと思うのになんで性別でくくるのかがわかんないしそういう目でバンドを見ること自体すごく納得いかなくて。そんななかシュガスパは漢気あふれるバンドでドギーのアニキぶん的存在です笑
そしてシュガスパファンの方達はどんな時も全力でライブを楽しんでるのが伝わる。だからこその一番手。トップってのは盛り上げるのが非常に難しいけどイベントの成功がトップにかかってるってのをオレは知ってる。シュガスパなら任せられる。ぜひみんな最初から見てってください!


BLANK DISK BOOTLEG

初めて見たとき、その強面なルックスから「絶対怖い人じゃんこんなん!」って思ったんですが今ではすっかり打ち解けました。むしろ最近この人たちかわいいとこあるなって思うくらい笑  会うたびに「ドギーパドルとはやくまたタイバンしたいよー」とか言ってくれるんですよ。うれしいよね。
音楽的にはルックスに違わぬ硬派なロック!しかし1番を聞いたら2番ではもう一緒に歌えるくらいキャッチーなメロディー、そしてかなり踊りやすい。踊れるロックというと最近のいわゆるBPM180付近でひたすら四つ打ちする曲を想像してしまうかもしれないのですがBDBの踊れるロックはスパニッシュというかもっと南米系。行ったことはもちろんないけど!
ともかくシュガスパがあっためた空気をダンスするエネルギーに変換してくれるのが目に見えてる。お楽しみに!


FOOLA

こんなにも美しい爆音を出すバンドを他に知らない。音をでかくするだけならボリュームを上げればいいだけ、誰でもできるんだけどFOOLAの爆音はそんなモノじゃなくて海や空や山みたいな、美しさがある。
FOOLAの爆音を浴びた時、狭い地下室にいる感覚を忘れてまるで天井が抜けて青空が見えた思いがしたのを今でも覚えてる。大げさに思うかもしれないけどそんな感覚はFOOLAでしか味わったことがない。
そしてVoのマサキさん、まだあんまり話したことないんだけどとても好きだ。バンドが、ギターが、音楽が大好きなのが話さないでも伝わってくる。勝手にThe cold tommyの研井さんに近いオーラをかんじてます。研井さんほど言葉は支離滅裂じゃないんだけど笑  
ここまでの流れをいい意味でFOOLAが一旦リセットすることになると思います。こっから企画後半戦です。


Atmic stooges
知り合ったのはMASH A&Rというオーディションで。毎月何バンドかをピックアップしていくスタイルで同じ月にマンスリーアーティストとしてノミネートされたことから同じ月のAtomic stoogesが個人的に特に気に入ったと思った旨をツイッターに書き込んだら向こうも同じ思いだったらしく、積極的に「タイバン」したいですとの連絡を受けて今回の企画に出演が決定しました。今回の企画自体Atomicがタイバンしたいって言ってくれたことがきっかけになったところが多いにある。すでにアメリカでデモテープを販売するなどワールドワイドな活動を展開しつつ、2015年はフジロック出演など国内でも勢いにのりつつあるロックバンド。
スリーピースのかっこよさを詰め込んだみたいなバンドだと思う、そしてブルースをルーツに感じれるバンドはやっぱ好きだ。ジミヘン、クリーム、ツェッペリン好きな人にも自信持ってオススメします。


The Doggy Paddle
今回の企画者。誕生日の僕がやってるバンドです。4人組ロックバンドです。


振り返ったらめちゃくちゃ長い。ここまで全部読んで曲を聞いた人は相当のヒマ人か僕のファンってことにしとこう。でもなんと今回の企画は転換時間中に弾き語りもやるというボリュームたっぷりの企画。しかも昭和歌謡限定です!どうなることやら…自分一人で弾き語るだけでなく他のバンドからゲストボーカルを呼び寄せての通常ありえないレアなコラボをお見せしますのでぜひ転換中も見逃さずに!

弾き語りスペシャルゲスト
萌香(Jump the Lights)

男とか女とか関係なく萌香ちゃんの声はかっこいいと思わせられる。かなりドギーパドルに近いもの感じてます。だから誰かとコラボするならって考えた時、萌香ちゃんを誘うのはごく早い段階で思いつきました。逆に歌って欲しいのがたくさんあって迷った。でもこの声に合うロックでブルースな歌謡曲を用意したので必聴。渋いよ!

清水加奈(指先ノハク)

変態系と自他共に認める指先ノハク。たしかにギターの音やベースのプレイはあまりバンドに詳しい人じゃなくても「変わってる」と思わせるには十分だしメンバーと話してもやっぱ普通の人じゃないなって思うんだけど。
その中でボーカルのかなちゃんは堅実にキャッチーなメロディーを歌うし話してても1番わかりあえる(と思ってる。)なのでそんなマジメなかなちゃんに歌って欲しい曲があったのでお願いしました。とても切ないデュエットになりそう。

それじゃあ当日お待ちしております。