アブラキサン

 

3週間に1度、4回 ハーセプチンと一緒に打ちました。

 

末梢神経障害

 

今回乳がんになって何より辛い副作用でした。

初回アブラキサン投与から3日前後経つと現れ始めた手足の痺れは感覚がなくなるほどの痺れに変わり、やがて激痛に変わりました。

何かに触れても何に触れているのかわからない感覚のなさ。

そしてジンジンと続く痛み。

ペットボトルの蓋を開けたくとも蓋のギザギザに触れると痛くて開けれない。

缶のプルタブを開けれない。

足の指の感覚がないので普通に歩こうとしても力の加減がわからず骨に負担をかけてしまう。

まるで真冬の雪の中手足を雪に埋もれさせていたような状態。

かじかんで感覚がなくなりジンジン痛くなる・・・

 

関節痛

 

膝・足首が特に歩くのも困難なほどの痛み。

横になっても膝は逆に曲げられてるような感じでどの向きで寝ようとしても眠れない。

最終的にうつぶせ寝が一番シックリきたとわかった時には既に抗がん剤も終わりに入ろうとしていた時でした。

膝や足首には力が入らず階段を下りるときはものすごく怖かったです。

膝カックンされるような状態ですね。

すぐに膝折れするので普通に歩くのも注意が必要でした。

痺れと同じくアブラキサン投与3日前後で現れた症状だったけど痺れと違ってこちらは1週間もすれば痛みは多少和らいできました。

 

他にも謎の子宮痛などあったけど他の抗がん剤と違って吐き気は全くなく本来なら比較的副作用は楽な抗がん剤だと聞きました。

私のように数人に1人の割合でひどい副作用が出る人もいるらしいけどこのアブラキサンはまだ認可されて数年という新しい薬ということで今後もっと改善策も出てくると思います。

 

吐き気や倦怠感はなかったけど痛みという副作用もなかなかキツく・・・

対処法はひたすらお風呂に入って温めることくらいしかありませんでした。

指がシワシワになるほど1日に何度もお風呂に浸かりおかげで新陳代謝が良くなったような気がしました(笑)

 

処方された痛み止めはどれも効かず神経に効くリリカも痺れが治まることはありませんでした。

ただ、今現在抗がん剤が終って3ヶ月近く経ちますが痺れが激痛に変わることはありません。

それは効いていないと思っていたリリカが実は効いていたのだと思います。

リリカを服用するのを止めると痺れはまた痛みに変わります。

リリカを服用し始めると痺れは治らないけど痛みは和らぎます。

 

なので今もなおリリカは手放せないアイテムとなっています。