12月19日

抗がん剤が終わって初めての診察。

相変わらず痺れは続いていたがリリカはちょうどなくなった。
でもリリカが効いてるとは思えないので新たに処方してもらうこともしなかった。

「来年早々には放射線始めようか。」

医師にそう言われ初放射線科を受診。

放射線科が終われば最後のリハビリも受けなくてはいけない。
仕事があるのでできるだけ早く帰りたかったから急いで放射線科へ。

初めて地下に下りて放射線科に向かった。
病院の地下って何とも言えない不安がある。
窓がないので外からの光もなく、他の待合と違って受診される患者さんもかなり少ない。
1人で来てる私にはこの静かな空間がとても不安だった。

初診だからか1時間以上待たされリハビリに先に行こうか迷っていた時やっと名前を呼ばれた。
診察室に入ると若いハンサムな先生。
放射線について今後どんな状態になるのか写真を見せてくれた。

ここで出会ったブロガーさんのブログで写真を見せてもらっていたのである程度覚悟はしていたがやっぱり真っ黒になった皮膚はこれから始まる治療に恐怖をおぼえる。

「日焼けと同じで皮がめくれて徐々に元に戻るので心配いりませんよ。 それに25回毎日通うのは面倒やけど何か生活に支障が起きるとかそんな心配もないですよ。」

そう言われたけど・・・

経験者の言葉をブログで読むほうが先生が言う言葉より参考になるのは今回自分が病気になってわかった。
人それぞれ副作用や後遺症は全く違う。
データ上や薬の説明書なんかではわからない辛さはきっとそれぞれあるのだろう。

「年末年始は病院も休みなので来年1月4日から放射線始めましょう。その前に年末マーキングをしに来てもらいます。」

放射線をあてる部分にマジックでマークをつけられるらしい・・・
年末に描かれ1月4日まで消えてはいけないので体をゴシゴシ洗えないということ。

新年を綺麗な体で迎えられないのか・・・