9月のアメリカ雇用統計にみる今後の日本 | 名古屋で働く転職コンサルブログ

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名古屋で転職コンサルティング(転職相談)を始めて14年目となります。ブログを通して就活・転職・経済・経営のコト書いてます。

2010年4月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.9%
2010年5月のアメリカ雇用統計 ・・・ 失業率=9.7%
2010年6月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.5%
2010年7月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.5%
2010年8月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.6%
2010年9月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.6%
2010年10月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.6%
2010年11月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.8%
2010年12月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.4%
2011年1月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.0%
2011年2月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=8.9%

2011年3月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=8.8%

2011年4月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.0%

2011年5月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.1%

2011年6月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.2%

2011年7月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.1%

2011年8月のアメリカ雇用統計  ・・・ 失業率=9.1%


そして、2011年9月の失業率は、、、9.1%


市場予測と同じ結果となりました。


非農業部門の就業者数(*)は、


2010年6月 ・・・ 対前月12万5000人減少
2010年7月 ・・・ 対前月13万1000人減少
2010年8月 ・・・ 対前月5万4000人減少
2010年9月 ・・・ 対前月9万5000人減少
2010年10月 ・・・ 対前月17万2000人の増加
2010年11月 ・・・ 対前月3万9000人の増加
2010年12月 ・・・ 対前月10万3000人の増加
2011年1月 ・・・ 対前月3万6000人の増加
2011年2月 ・・・ 対前月19万2000人の増加
2011年3月 ・・・ 対前月21万6000人の増加
2011年4月 ・・・ 対前月24万4000人の増加

2011年5月 ・・・ 対前月5万4000人の増加

2011年6月 ・・・ 対前月1万8000人の増加

2011年7月 ・・・ 対前月11万7000人の増加

2011年8月 ・・・ 対前月変わらず → 5万7000人の増加に上方修正

2011年9月 ・・・ 対前月10万3000人の増加


エコノミスト予測=約6万~6万5000人の増加とみていましたから、予想に反して

少し良い結果だったと言えるかも知れません。


(*)・・・主に製造業、建設業、民間サービス部門


・平均時給 ・・・ 23.12ドル(対前月比0.04ドル増加

・週平均労働時間 ・・・ 34.3時間(対前月比0.1時間増加


前月の雇用統計発表後には、“アメリカのリセッション入り”が騒がれていましたが、

今回の結果を受けて、それは一時的だったとの安堵が広がっている感があります。


ただ、日本と違い、労働人口が増え続けるアメリカでは、10万人程度の雇用増加

が毎月必要となるそうです。


そうしたことからすると、就業者は増えているものの、依然「ギリギリの状況」と

言わざるを得ませんし、アメリカでは1400万人が求職中で、そして失業者の実に

44.6%に相当する620万人再就職困難な6カ月以上の失業者


また、25歳未満の失業率は、17.7%にまでなっているようですから今後も一進一退

の情勢が続くんでしょうね・・・。


輸出で稼ぐ日本にとって、やはりアメリカの景気回復は必要不可欠。


今後も雇用者数の増加と若年層の雇用改善に期待したいです。



★アメリカ長期失業問題と為替関連の記事

・『アメリカの長期失業者の問題について


・『円高(為替)と企業の営業損益



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