シュアールでは、2011年2月17日より、日本で初めて24時間対応の遠隔手話通訳の実証実験を始めました!これは、シュアールが長年、準備をしてきたもので、慶應義塾大学飯盛義徳研究室と共同で、UQコミュニケーションズ株式会社様、日本電気株式会社(NEC)様からの技術・機材に関する御協力や藤沢市様からの支援を得て、実現したものです。今日は、実証実験開始後、3日目になります。

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シュアールの行っている遠隔手話通訳とは、パソコンのスカイプの機能を使って、遠隔で手話の通訳を提供しようというもので、シュアールが発足した2008年より準備を進めてきました。今回はUQWiMAXの回線を使って、WiMAXのエリア範囲であれば、聴覚障がい者が端末を持って、自由に遠隔手話通訳を受けられるようになりました。また、藤沢市役所やスルガ銀行慶應義塾大学出張所など、藤沢市を中心に約10か所に端末を設置しています。初日に機材の不具合が見つかるなど、小さなトラブルはありましたが、大きなトラブルは今のところなく、順調に進んでおります。

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実証実験前日には、みんなで夜遅くまで準備を行いました。パソコン一つ一つにシールを張り、シリアルナンバーなどを控え、端末の配布の準備をしています。また、使い方のマニュアルの作成・印刷・配布を行いました。準備には、大学の後輩も手伝いに来てくれました!

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NEC様からお借りしたパソコンです。たくさんのパソコンが、現在、各地の設置場所や聴覚障がい者に届き、遠隔手話通訳の端末として機能しています。

実証実験は1週間の間、行います。今回の実証実験は2月24日の13時まで続きます!残り5日間ですが頑張ります!

シュアールプレスリリース