ジョニー・ウィアー自伝 | フィギュアスケート研究本

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ジョニー・ウィアー自伝 Welcome to My World

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ジョニーの自伝が、大変面白かったので少しずつ紹介していきます。

話は、ジョニーの7歳の時から始まります。

彼はとっても、想像力豊かな少年で、昼間お気に入りの寝室の窓辺や馬の模型が、夜になると全て怖いものに変貌してしまうという、想像力と感受性を持っていました。

7歳ですから、これはどこの子供にでもあるものだと思います。夜中トイレに行く時、廊下が怖くて仕方がなかったなど等。(夜、お化けが出そうとか……)

ジョニーは自分の事を、風変わりな子供と形容しています。想像力が豊かすぎる両極端な性格とも表現していますね。

一人遊びが好きでおとなしい彼にとって、昼間は、この想像力で空想遊びをするのが得意だったそうです。

しかし、この感受性が、のちのち試合に出る時の妨げになってしまうのですが……。

その話は、今後していきますが、ジョニーの両親の愛情深さが、とても感動的でした。

共働きで、そんなに裕福ではないのですが、子供にやってあげられる事は、何でもしようとしてくれたそうです。

体力がありあまっていた彼は、団体競技でなければ、陸上競技、ローラースケート、体操など、何でもしていました。

1992年アルベール冬季五輪で、クリスティ・ヤマグチ選手に興味を持った彼に、両親は中古のスケート靴を買ってくれました。トウモロコシ畑が凍ると、そこで滑っていたそうです。

更に、ジョニーが9歳の時、乗馬を習いたいと言ったら(父親が子供のころに、やっていた影響もあって)馬を買ってくれ、やらせてくれたり、ジョニーが競技大会に出て優勝し将来有望となると、わさわざ建てたマイホームを捨てて、乗馬練習場の近くに引っ越してくれたりと、子供の意見をとても尊重しています。

家を建てた時も、ジョニーの部屋を作る時にどんな部屋にしたいのか、意見参加させてくれたそうですね。
(その家は引っ越してしまったのですが……。)

当時、住んでいたのは田舎町、ペンシルヴァニア州のクオリーーヴィルでした。

しかし、もっと田舎のリトル・ブリテン(乗馬練習場の近く)に引っ越しました。

田舎なので、週に7時間、馬に乗っていたとはいえ、暇を持て余していた彼が悪さをしないように(ジョニーがそう形容している)、親が、ジョニーがずっと興味を持っていたスケートをやらせようと、クリスマスプレゼントに、本格的なフィギュアスケートの靴をプレゼントしました。

しかも、デラウェア大学の本格的なスケートリンクで行われるグループレッスン付きでした。

これが、彼の運命を決める事になります。

凄い事が起こりました……。

続きは、また次の記事で……。



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