安藤選手が4回転を跳ばなくなった理由 | フィギュアスケート研究本

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http://www.youtube.com/watch?v=xs1yhvyA_tk

 2008~2009年シーズンのGPFのフリーで、安藤選手は4Sに挑戦しています。

 映像を見ると、凄い、4回、廻っています。

 しかもノーミスの演技、本人も納得のガッツポーズにもかかわらず、得点は102.81点しかいただけていません。

 原因はこちらです。

↓プロトコル参照

http://www.isuresults.com/results/gpf0809/gpf0809_SeniorLadies_FS_Scores.pdf

5 Miki ANDO JPN 102.81 47.45 55.36 0.00

1 4S< < 4.50 -1.60 -1 -2 -2 -1 -1 -2 -2 -2 -2 - - - 2.90
2 3F< < 1.70 -0.54 -1 -1 -2 -2 -2 -2 -2 -2 -1 - - - 1.16
3 2A+3T< < 4.80 -0.80 -1 -1 -2 -1 -1 -2 -1 -1 -2 - - - 4.00
4 CCoSp3 3.00 0.50 0 1 1 1 1 1 1 1 1 - - - 3.50
5 SpSq4 3.40 1.00 1 1 1 1 1 2 0 1 1 - - - 4.40
6 3Lz+2Lo<+2Lo< < 7.70 x -1.80 -2 -2 -3 -1 -1 -3 -2 -2 -2 - - - 5.90
7 3Lz 6.60 x 0.20 1 0 0 1 0 0 0 0 0 - - - 6.80
8 3Lo 5.50 x 0.80 1 0 1 1 1 1 1 0 0 - - - 6.30
9 2A 3.85 x 0.20 0 1 0 0 1 0 0 0 0 - - - 4.05
10 FSSp2 2.30 -0.06 0 0 0 0 0 -1 0 -1 0 - - - 2.24
11 SlSt2 2.30 0.40 1 0 1 1 1 1 1 0 2 - - - 2.70
12 FCoSp4 3.00 0.50 1 1 2 1 1 1 1 1 1 - - - 3.50

48.65 47.45

Program Components Factor

Skating Skills 1.60 7.25 7.25 7.25 7.50 7.75 7.00 6.50 7.50 7.75 - - - 7.30
Transition / Linking Footwork 1.60 6.75 6.00 6.75 7.00 7.50 5.00 5.25 6.75 5.50- - - 6.35
Performance / Execution 1.60 7.00 7.00 7.25 7.75 6.75 6.00 7.00 7.50 - - -7.00
Choreography / Composition 1.60 7.25 7.25 7.25 7.50 7.50 6.50 5.75 7.00 6.75 - - - 7.10
Interpretation 1.60 7.00 7.00 6.75 7.25 7.50 6.25 6.00 6.75 7.00 - - - 6.85
Judges Total Program Component Score (factored) 55.36
Deductions: 0.00


 なんと4S<だけなく、3F<2A+3T<3Lz+2Lo<+2Lo<計5つもジャンプのダウングレ―ドを食らっています。

 これが、4回転を跳んだ安藤選手に対するペナルティ(罰)なのだと思います。

 4回転に挑戦したら、得点は上げないよ、だから挑戦すらするな、というものでしょう。

 仮に4Sは回転が足りなかったとしても、他の4つのジャンプ(3Fは着地が詰まった感があるので、これも仕方がないとみても)、2A+3Tはきちんと着氷、解説もクリーンジャンプと言っています。まして2Loまで、二つともダウンですよ。おかしくないですか??????

↓2008年GPFの安藤選手の映像に寄せられたコメントです。

点が低すぎる。おかしな採点になったもんだ。本来だったらこの子­が優勝。

come on!! give more point for quad! it is very beautiful! miki only got 4.5 for this 4S, but only one or two men tried quad on GPF, and they didn't make as beautiful as miki. i really hate this stupid judge system.
日本語訳
さあ!! クワドに、より多くの点を与えなさい!それは非常に美しいです!美姫は、この4Sの為に4.5点を得るだけでした、しかし、1人か2人の男性だけが、GPFでクワドを挑戦しました、そして、彼らは美姫ほど美しくありませんでした。私は、この馬鹿なジャッジシステムを、本当に憎みます。

2008年のGPFの結果です。

1 Mao ASADA  JPN   188.55 2 1
2 Yu-Na KIM  KOR   186.35 1 2
3 Carolina KOSTNER ITA 168.01 4 4
4 Joannie ROCHETTE CAN  166.36 6 3
5 Yukari NAKANO JPN  161.93 3 6
6 Miki ANDO JPN  158.25 5 5

 ショートで5位(55.44点)と出遅れた所為もあるかもしれませんが、フリーでノーミス、しかも4回転をほぼクリーンに決めた選手が最下位ですよ。

 気の毒で仕方がありません。キスクラで得点が出た時のミキティが、ボー然としていました。


http://www.youtube.com/watch?v=x2KRWFCiyKA&feature=fvwrel

 こちらの解説なしの映像の、得点が出るまでの時間の長い事、長い事、怪しいですよね。

 演技が終わったのは4分35分です。5分20秒の動画リプレイから、席に座った6分55秒~8分35秒まで、4分もかかっています。

http://www.isuresults.com/results/gpf0809/

↑2008年リザルトです。他の選手も参照してみてください。

 この試合で、中野選手の3Aもダウンを取られています。

 浅田選手のSPの3F+3Lo<はダウンでしたが、FSの3Aは二つとも認定されています。そのお陰で優勝できたのでしょう。(キムヨナ選手がフリーでジャンプをミスした所為もありますが)

 安藤選手は、このシーズンの世界選手権のショートで、3Lz+3Lo<にされた為、フリーでは、4Sでもなく、3-2に回避しましたが、得点は 126.26点ですよ。(単独ジャンプで3Lo<されましたが)

 ↓2008~2009世界選手権の演技です。



 凄い迫力の世界選手権の演技です。観客は、スタンディングオベーションでした。

 同じノーミスのフリーで、クワドを跳んで102.81点。3Lz-2Loを跳んで126.26点です。

 どちらがお得でしょうか。失礼、お得と言い方は適切ではないと思います。

 GPFで、4Sを取り入れたプログラムを、どんな思いで練習していたか、想像してみてください。

 安藤選手とモロゾフコーチは、ファイナルという舞台で優勝する為に、この挑戦をしたのだと思います。この試合、優勝したのは浅田選手です。しかもフリーで2回、3Aに挑戦、これに勝つためには、4回転しかないと思っていたと思います。

 そして、プログラム成功の為に、どれだけ練習し、苦闘した事でしょうか。そして試合で見事ノーミスで滑る事ができたのに、4Sだけでなく、5つもジャンプでダウングレード、得点は最低でした。こんな得点を与えられた安藤選手の内心はどれだけ傷ついた事でしょう。

 3Aよりも難しい4回転を跳んで、評価されなかった。確か日本の放送の解説で、4回転を跳んだのに、3回転と解説していました。そして、終わった後に、あれはもしかして、4回転だったのでしょうか、などと、のんきな事を言っていました。日頃は跳ぶかもしれない期待を、解説で何度もくりかえしていたにも係らず、実際跳んだ時は、情報が入っていなかったのか、それとも情報をわざと解説者に渡さなかったのか解りませんが、取り上げなかった所為で、この試合のフリーの価値を、今回、振り返らなかったら、こんなに酷い採点をされている事に気づきませんでしたよ。

 大体、男子でも4回転を跳ぶという事は後半にスタミナ切れを起こし、ジャンプのミスを誘発するのです。

 それを女子でやりのけ、ノーミスで滑った選手への仕打ちですよ。ヾ(。`Д´。)ノ

 これだけ滑りきって、得点が出なかった時の彼女の憔悴感は、如何ほどのものだったでしょうか。

 安藤選手は、2007年の4大陸選手権でも、4回転に挑戦しましたが、こちらはすっぽ抜けてしまい、2回転にしかなりませんでした。

 そして4回転を跳んだ為に、その失敗がなかったら、多分2位でしたが、3位と沈んでしまいました。

 つまり難度ジャンプを跳ぶという事は、順位を捨てる覚悟で跳ばなくてはなりません。

 安藤選手が、モロゾフコーチについた最初の2006年シーズンで、モロゾフコーチは最下位になってもいいから、安藤選手にショートで3Lz-3Loを跳ばせました。そして、安藤選手はフリーでも軽く跳んでみせて、GPSの初戦アメリカ大会で優勝しました。

 モロゾフコーチは安藤選手が3-3を跳べる事を知らなくて、安藤選手が軽く跳んでみせた時、凄くびっくりしたそうです。

 この2008年GPF以降、安藤陣営は4Sを跳ばなくなりましたが、バンクーバー五輪に向けて、代わりに3Lz-3Loで戦うという作戦に切り替えました。

 それは4Sの得点が10.3点(今季からは10.5点)なのに対して、3Lz-3Loは11点(今季から11.1点)で、4Sより高いからです。

 これは浅田選手にも言われていた事です。3A-2Tよりも、3-3の方が得点が高いのに、なぜ3Aに拘るのかと批難されていましたよね。バンクーバー五輪後、作戦の失敗だと批評されていました。

 しかし、安藤選手は、バンクーバー五輪のショートで、3Lz-3Loを跳びました。しかし少し引っかかってダウンを取られ、フリーではジャンプ難度を下げてしまいました。

 つまり、前年度からされていた、安藤選手と浅田選手の3Lz-3Lo潰しで、これでは戦えないと、浅田陣営は3Aで戦う事を決意、安藤陣営は、4Sよりも得点の高い、3Lz-3Loで戦う事にしました。

 
 バンクーバー五輪の前年度の09年は、皆さまも知るように、キムヨナ選手の得点が異常に上がったシーズンでした。

 そして、安藤選手、浅田選手も含め、他の選手への低い得点でした。

 そして、2009世界選手権で優勝したキムヨナ選手は、CCoSp4*で0点です。しかし最高得点131.59点で、優勝しています。

↓2009世界選手権フリープロトコル

http://www.isuresults.com/results/wc2009/wc09_Ladies_FS_Scores.pdf

 キムヨナ選手の技術点は52.89点

 安藤選手の技術点は 55.10点です。

 GOEと演技構成点で盛って優勝させました。

 前の記事で、安藤選手がジャンプの難度をキムヨナ選手並みに下げていると書いてしまいましたが、それは語弊があったようです。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-10879495222.html
安藤美姫VSキムヨナ

 3連続ジャンプは確かに、キムヨナ選手と同じ、2A-2-2と書きましたが、キムヨナ選手は2A+2T+2Lo(6.3点、今季は6.5点)で、安藤選手は2A-2Lo-2Lo(6.5点、今季は6.9点)です。なので難度は安藤選手の方が上です。

 そして、他のルッツ、フリップ、ループ、トゥループの三回転をプログラムに組み込んでいます。跳び方は、選手によって違いますが、2Aを含めても、女子が組み入れられるジャンプと、回数は限られていますから、浅田選手の3A以外は、女子はどの選手も似たような構成と得点になってしまうのは否めないと思います。

 誤解を生ずる書き方をしてしまい、申し訳ございませんでした。

 安藤選手が3連続ジャンプを2A-2Lo-2Loにしているのは、2008年のGPFのフリーで3Lz+2Lo<+2Lo<で二重ダウンを取られているからでしょう。

 ジャッジは、3LzにLoの三連続が、気にいらないようです。なので、組み合わせを変える事で、ダウングレードを逃れようと工夫しているようです。代わりに3Lzは単独で跳べば良いだけですから、単独2Aと、跳ぶ順番を交換しているだけなのです。

 交換しただけですから、基礎点は変わらないでしょう。こうやって、ダウングレードの取られにくい構成を研究してきたのだと思います。

 結局は綜合得点をダウングレードで減らされないように、組み合わせを変えただけです。キムヨナ選手と同じと書いたのは間違いでした。


 安藤陣営が試した3-3作戦、浅田陣営が試した、3-3を避け3A作戦でも、どちらを選んだとしても、結局、五輪で、キムヨナ選手以外に得点を与える気はさらさらなかった事が、証明されただけでした。

 キムヨナ選手に何が何でも金メダル、ロシェット選手にも絶対にメダル、なので、浅田選手と、安藤選手が邪魔だった訳です。

 安藤選手は3Lz-3Loは、来季、挑戦すると言っています。いつでも挑戦したいのですが、凄く慎重になっています。また3Lz-2LoでもGOEがそこそこ貰えるので戦えます。

 3Lz-3Loは浅田選手も今季、挑戦すると言っていましたが、ジャンプ修正中でしたので、挑戦しませんでした。来季は組み入れたいと言っています。なので、3Lz-3Loに関しては、安藤陣営も浅田陣営も同じ状況だという事が分かるでしょう。(五輪でも、浅田選手は回避していましたから。)

 只、そこに浅田選手は3Aを入れているから強いのです。しかし、今季最後は、もろ刃の剣となってしまいましたが……。

 4大陸選手権でもなのですが、浅田選手が3Aを跳ぶと他のジャンプにもペナルティのようにダウンを取られます。

 4大陸選手権のフリーでは、3Aは認定されたものの、2A+3T<と3F+2Lo+2Lo<にダウンローテです。(ショートは3A<です)

 世界選手権では、ショートでは3A<<と3F<+2Loがダウングレード。フリーで3A<<と2A+3T<<がダウングレードでした、

 つまり、浅田選手が3Aを跳ぶと他のジャンプも含め、フリーでは、計3つがダウンというペナルティのようです。(回転が、本当に足りないものもあるかもしれませんが……)

 しかし、安藤選手が4回転を跳ぶと、上述しましたが、計5つのダウンペナルティとなり、3Aを跳ぶよりも、厳しいお仕置きダウングレードが待っているという事です。

 3Aよりも4Sが脅威だからです。

 4回転は1日、10回しか練習できない危険なジャンプです。肩の脱臼、足の指の骨折や、ブレードがスケート靴に刺さった怪我を、安藤選手は何度もしています。

 そして世界初、女子で4回転を跳んだ選手として、マスコミに追いかけられてアイドル扱いした後、結果が出ないと、一気にバッシングです。容姿や体重の事も言われ、精神的に気弱になってしまうのも調子が悪くなってしまうのも、仕方がない事だと思います。

 人間ですから、限界もあります。また十代の年頃の女の子に対してのマスコミや、勝手な物言いは、選手の立場をきちんと理解した上で、してあげてほしいと思います。

 引退も考えた安藤選手ですが、今日まで、またソチまで頑張ろうとしています。

 本当は今季休む予定でしたが、コーチに続けた方が良いと勧められ、また東京開催だった事もあり、頑張って、今季試合に出続けました。来季は休む予定みたいでしたが、今季優勝した事で、休まない事にしたようです。体力と技術を維持するためです。

 全ては、浅田選手と同じように、今の過程はソチ五輪の為でしょう。ソチ五輪で4回転を成功させて、ギネスに載りたい、それが安藤選手がバンクーバー五輪で引退しないで、現役続行を決めた大きな理由です。

 安藤選手から4回転と3Lz-3Loを奪っているのは、今の採点偏向でしょう。

 採点が、高難度ジャンプ大歓迎、またはもっと公平ならば、そう只公正であるだけでよいのです。それだけでも挑戦して、認定してもらえる、またさせられるだけのジャンプは跳べると思います。

 練習では何度も成功、またサルコウ以外の4回転を跳んでいる所をモロゾフコーチは何度も見たと発言しています。

 安藤選手は、3Aではなく、4回転になってしまうと、2007年の優勝して、テレビ出演した時に言っていましたが、それを証明するような映像がありました。

 

miki ando triple axel と題されたジャンプです。

 3Aより廻ってしまっている程、凄い回転です。これだと3Aの廻りすぎなのでしょうか。
 
 安藤選手も3Aに挑戦出来そうです。つまり、ほぼ跳べるという事でしょう。それとも4A着地の可能性もあるという事です。

 只、試合には入れないだけです。

 ここを気を付けてほしいと思います。

 安藤選手は、4回転も3Aも跳べる選手です。

 しかしキムヨナ選手は、4回転も3Aも跳べない選手です。

 例え、似たジャンプ構成だったとしても(女子選手は、ほぼ、みんなそうです)、安藤選手がキムヨナ選手と同じレベルの選手ではないという事が、これで解ると思います。

 浅田選手が、試合で3-3も、そしてもし3Aも跳ばなかった事があったとしても、即、キムヨナ選手と同じ技術しかない選手などとレッテルは貼りませんよね。

 只、今回は跳ばなかっただけと言うだけでしょう。

 憎むは、4回転を挑戦しにくくさせている、威嚇採点、ジャッジの所為でしょう。

 得点も順位も頂けず、只、身体に無理をして跳び続けられるほど、今の汚い採点は選手を潰すだけです。

 浅田選手も、嫌な言い方をすれば、只今、潰されかけているといっても過言ではないでしょう。ジャンプは回復しつつありますが、自ら修正という茨の道を歩み、才能のある選手がしなくても良い苦労をしてしまっています

 ジャンプの為に、体重を気にする余り、鈴木選手のように拒食症にならないとも言えないのです。それだけ危険な状態と背中合わせだと思います。 

 安藤陣営は、バンクーバー五輪後の世界選手権で、採点が確実におかしい事を確信していたようです。

 なので今季は冷静でした。安藤選手が今季、精神的に安定していたのは、ジャッジが不当に3Lz-3Loを狙っている事を解った上で、試合に臨んでいました。なので3Lz-3Loの代わりに、新しい武器として、後半の5連続ジャンプを組み入れ、嫌でも得点を稼げるように知恵を絞ったのです。

 後は冷静にミスなく滑れば、いいのです。その為に着実に練習してきたのでしょう。

 全てを理解していれば、冷静に滑れるでしょう。もう、そうするしか、今のやり方でしか、ジャッジに対抗するすべがなかったのだと思います

 後はキムヨナ選手の自滅、引退を待ち、今後、3Lz-3Loがどれだけ認定されていくのか、また4回転を跳んで認定されるのかが、今後の課題と目標だと思います。現に過去、モロゾフコーチは、安藤選手に、4Sを何度も挑戦させようとしていましたからね。諦めてはいないと思います。

 ジャッジが、正常化する事を望んでおります。

 海外での安藤選手の評価は高いですよ。日本だけです。安藤選手を軽んじているのは……。

 あのチンクワンタ会長でさえ、4年前は、安藤選手が「自分の美しさを知らない」と周囲にもらしていたそうですよ。(今はスポンサーを沢山つれてくるヨナさんに御執心のようですが……)

 浅田選手もまだなしえていない、女子で4回転を成功させた安藤選手のジャンプの才能は、浅田選手を凌駕していると思います。(只、浅田選手の4回転可能性を邪魔されているとは思いますが……)

 この才能を伸ばし、潰さないように、本来守るのが、浅田選手も含めて、日本スケート連盟の役割だと思います。

 他の方のブログが訳してくれたインタビュー記事で、安藤選手に構っていなかった日本スケート連盟が、2009年の世界選手権直前に、突然モロゾフコーチを解任しろと言ってきた事実や、浅田選手のロシアのインタビューで、浅田選手が4回転挑戦に対しての質問に、難しい質問と前置きしつつ、今は4回転挑戦しないと答えていた事か印象的でした。

 今は狙われている3Aと、ルッツのエッジ修正、他ジャンプのGOEの向上の為に時間を割かれ、4回転どころではないのでしょう。

 そうやって、才能のない選手をよいしょする為に、真の才能のある選手の更なる発展、強いては、フィギュア女子選手の記録塗り替えを阻止している金に目のくらんだバカたれ組織の為に、日本人が日本人を批判し、足のひっばり合いは、△日やマスゴミ、ISUの思う壺だと思います。

 安藤選手の世界一の才能が潰されない為にも、この記事は何時間もかけて書かせていただきました。

 浅田選手と共に、安藤選手も、稀有な才能だと思います。

 日本の国です。日本人がどんな目に合わされているのか、正しく判断し、応援していきたいと思います。


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