蹴球音楽②WE'RE NOT GONNA TAKE IT | ツエーゲン金沢を陰ながら見守るSIXXのブログ RETURNS

蹴球音楽②WE'RE NOT GONNA TAKE IT

我輩はメタラー

いや、元メタラーだ。
もうアラフォー間近なので、あの頃のように首を振ることは出来ない。
硬直化したBURRN!は読まなくなったし、仕事以外で新作をチェックすることも無くなった。

それでも未だにCD棚の半分はメタルだし、
三つ子の魂というやつで、中坊の頃FMから落としまくった時代の音楽は
残念ながら身体に染み付いているのである。

そんなメタラーにとってベガルタ仙台のチャントは
彼らを好きか嫌いかは別にして、条件反射的に呼応してしまうのである。

ベガルタ仙台 ゴー! 行くぞ 仙台 俺たちと共に Ready Go!!

「TWISTED」という名の付いたこのチャントはまさに彼らの代名詞。
その名の通りこの原曲はTwisted Sisterの「WE'RE NOT GONNA TAKE IT」であり
80年代のUSメタルブームの中でもひときわ輝く名曲で、メジャーリーグ中継でも耳にする
まさにアメリカンアンセムの一つとも言えよう。
シュワルツネッッガー氏が州知事の選挙立候補の際の応援ソングだったとか。



ちなみにこんな連中↓

Big Hits and Nasty Cuts: The Best of Twisted Sister/Twisted Sister

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う~ん、時代だね(^_^;)

逆ビジュアル系といいましょうか、敢えてゲイっぽいメイクながら歌うは武骨一本。
80年代のアメリカにはまだこんな男道を貫くバンドが存在したわけやね。
この時代のUSロックは無駄にバカで無駄に一本気でシンプルだ。

初めてチャントとして聴いたのは新潟サポ時代に遠征したアウェイ仙スタ。
試合にも精神的にもかなりダメージを負ったつらい遠征だったにも関わらず、
メタラーの悲しい性か、このチャントだけは完全に耳に残ってしまった。


その年華々しくJ1に昇格した仙台も寄せ集め的なチーム作りのせいか、放漫経営のせいか
はたまた楽天に客が流れたせいか、ここ数年はJ2に潜伏する日々である。
それでも仙スタには毎試合1万人は下らない集客がありコアな層が下支えしている。
楽天の進出によりむしろ本当に好きな人だけが残ったともいえる。

そして今シーズン。前節の劇勝によりいよいよ2度目の昇格が射程圏内に入ってきた。
応援しているわけではない。
新潟としては仙台とは入れ違いなので、あの日のリベンジを果たせないままでいるのだ。
是非とも山形と共に上がってきてもらいたいものである。



って・・・上段に構えている場合ではない?


またも入れ違いか?(´д`lll)