FIVB(国際バレーボール連盟)は11月25日(火)、来年開催される男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2015」は、参加チーム数が2014年の28チームから32チームに拡大することと、大会スケジュール(暫定)を発表しました。
ワールドリーグは2014年大会で出場チーム数が従来の18チームから28チームに増えましたが、2015年大会では、2014年大会に出場したドイツが出場を辞退し、エジプト、ベネズエラ、カザフスタン、ギリシャ、モンテネグロの5カ国が加わったため、出場チーム数は32となります。
本大会のインターコンチネンタル・ラウンドは、出場32チームが4チームずつ8つのプールに分かれて行われます。8つのプールは、プールA・Bからなる「グループ1」、プールC・D・Eからなる「グループ2」、プールF・G・Hからなる「グループ3」の3つのグループに分けられます。
「グループ1(プールA・B)」と「グループ2(プールC・D・E)」に入る各チームは、2015年5月15日(金)から7月5日(日)の8週間に、ホーム・アンド・アウェイ方式にて、同プールに入る3カ国と計12試合を戦います。
本大会のファイナル・ラウンドに相当する『ファイナル6』には、プールAとBの各プール上位2チーム、開催国・ブラジル、そして『ファイナル4』(「グループ2」の各プール最上位1チームと開催国・ブルガリアが出場)の勝者1チーム、計6チームが出場します。
一方、「グループ3(プールF・G・H)」では、各プールが2週間にわたって2回戦総当りリーグ戦で対戦します。「グループ3」の『ファイナル4』には、各プールの最上位1チームと開催国・スロバキアが進出します。
なお日本は、2014年大会に引き続き「グループ2」に入ることが決まりました。グループ2で日本はプールDに入り、チェコ、フランス、韓国と対戦予定です。
2014年大会に「グループ3」の『ファイナル4』で優勝したキューバは「グループ2」に昇格しました。また、2014年大会で『ファイナル6』に進出したオーストラリアが「グループ2」から「グループ1」に昇格。これを受けて、「グループ1」に入っていたブルガリアが「グループ2」へ降格しています。
2015年大会についても、2014年大会と同様に日本でホームゲームを開催予定です。開催地やチケットについては、詳細が決定次第ご案内いたします。

■FIVBワールドリーグ2015 インターコンチネンタル・ラウンド プール分け
グループ1
◆プールA
オーストラリア(WR13位、前回9位)
ブラジル(WR1位、前回2位)
イタリア(WR4位、前回3位)
セルビア(WR8位、前回6位)
◆プールB
イラン(WR10位、前回4位)
ポーランド(WR3位、前回7位タイ)
ロシア(WR2位、前回5位)
アメリカ(WR5位、前回1位)
グループ2
◆プールC
アルゼンチン(WR6位、前回13位タイ)
ブルガリア(WR9位、前回7位タイ)
カナダ(WR14位、前回13位タイ)
キューバ(WR11位、前回21位)
◆プールD
チェコ(WR26位、前回16位タイ)
フランス(WR12位、前回10位)
日本(WR21位、前回19位タイ)
韓国(WR16位、前回19位タイ)
◆プールE
ベルギー(WR20位、前回11位)
フィンランド(WR17位、前回16位タイ)
オランダ(WR25位、前回12位)
ポルトガル(WR27位、前回13位タイ)
グループ3
◆プールF
モンテネグロ(WR86位) ☆
プエルトリコ(WR23位、前回27位タイ)
チュニジア(WR15位、前回27位タイ)
トルコ(WR31位、前回22位)
◆プールG
中国(WR17位、前回23位)
ギリシャ(WR56位)
メキシコ(WR22位、前回25位タイ)
スロバキア(WR34位、前回24位)
◆プールH
エジプト(WR19位)
カザフスタン(WR42位) ☆
スペイン(WR36位、前回25位タイ)
ベネズエラ(WR29位)
※WR:FIVB世界ランキング(2014年9月22日付)
※前回:FIVBワールドリーグ2014最終順位。記載がない場合は不出場
※☆:FIVBワールドリーグ初出場
【日本バレーボール協会】