10月24日(水)


10月19日(金)に骨シンチ検査を終え、

この日は午後からMIR、CT、エコーの予約がありました。


まず、MIR。

受付に行くと検査衣に着替え、

身に着けていたものを外してロッカーにしまうように言われました。

名前を呼ばれ処置室へいくと、

「すみません。ブレスレットと指輪も外してください。」

「あ!ごめんなさい!」

何をやっているのでしょう!

自分ではしっかり話を聞いて理解しているつもりですが、

行動がついてきてない感じ。

ほんと抜けていて悲しくなります…。


そして、点滴をしてMIR、CTと検査しました。


続いて、主治医のエコー診察へ。

ベッドに横になり待っていると、

「骨には転移はなさそうなんだけど、

CTで腋の下に3センチのしこりが見つかりました。

胸のしこりよりも大きいです。」

「えっ??????」


自分では全然気づいていませんでした。


「たぶん、胸のしこりが影響していると思うので、

こちらのしこりも前と同じ針で検査しますよ。」

「はい」

「それと、K診療所からもらったものは組織が少なくて、

判定できないので、もう一度もう少し太い針で検査させてください。

麻酔を打ちますので痛くありませんからね。」

「はい…」


看護師ではなく、先生らしき男性が現れ、

エコーのジェルを塗ってくれ、

なにやら主治医と小声で話しているが、内容理解出来ず…。

神妙な面持ちで、まず脇の下のしこりから細胞をとり、

麻酔のあとブチっという音とともに組織を4回とりました。

麻酔で痛みはありませんでしたが、

この時は自分の胸を見ることは出来ず、

目をつぶり左側を向きました。


今回約10か月ぶりの定期健診でしこりが発見され、

大きさも1センチほどと言われていたので、

乳がんは比較的進行が遅いというし、

希望的見解として、ステージⅠかなぁ?と考えていました。

この先生達の様子では、

ステージⅠというのは考えが甘かったようです。

「が~~~~~~ん!」

なんか、がんが見つかった時より、

リンパ節転移の方がショック大きいです…。

目の前真っ白状態になり、

腋の下にこんな大きなしこりに気づかないなんて…

私の場合太っていて脂肪の奥にあるしこりに気づかなかったのね…


ジェルをふき取り服を着て、

先生のPC上のCT画像を見せながら、

「僕が見る限りでは、他の臓器への転移はないと思います。

でも、腋のところに、ほらわかりますよね?」

「はい。」

(私ほんと、「はい。」しか言ってない感じ…)

「僕だけではなく、専門の先生に見てもらいますので、

結果は11月7日の12時に入れておきます。」

「はい。」

「それと、先日お預かりしている診断書は、

結果が確定していないので、まだ書けません。」

「どうして、K診療所ではカテゴリーⅤだったのに、

確定ではないんですか?」

「それは、検査をする人によって

少ない量でも経験上で判断する人もいるんですよ。

でも、こちらの病院では細胞の数が少ないので判断できません。

そういう決まりなので、ごめんなさい。」

「じゃ、がんだと判断出来ないということは、

もしかして、がんじゃない場合もあるのですか?」

(とりあえず、聞いてみた)

「まぁ、僕の経験上それはないと思います。」

「はぁ…」


予定外の細胞診と針生検で、

診療費も30,000円超え。

(今後は医療費も記録していこうと思います)


胸のしこりよりも大きなしこりが腋の下にできていた…。

これ、本当にショックでした。


この検査の翌日、母が入院することになり、

さらにショック!


先生からはリンパ節転移とは言われていないけど、

ほぼ確定だし、11月7日の結果までの2週間はかなりきつく、

なかなかブログを書くことも出来ず、

毎日ピグで気を紛らわせていました。