レバー(「燻製はうまい! 」のコメント欄より)で
思い出したことがある!
それは2000年ロシアでのこと・・・。
遊びに行ったとある新婚さんのお家で
ごはんをご馳走になったんです。
あっ、ごちそうの前に(当時の)ロシアお肉事情を…。
市場(マーケット)では、肉がカタマリで売っていて
スライスになってトレイにのっていることはなく
カウンター越しのおねーさんに「300gちょうだい!」
と言うと、てきとーに切って計りで重さを確かめ、
どんなに重さが違っててもそのままそれをくれる・・・。
で、そのカタマリを家でスライスして調理する。
レバーも当然かたまりで売られており
握りこぶし二つ分くらいの大きいレバーを
かたまりのまま奥さんはグツグツ煮ていました。
レバーを煮るにおいの臭いことといったらもう!
食べる気なんて到底おきない・・・。
でもって、茹で終えたレバーのかたまりを
適当な大きさにぶつ切りにして
4分の1くらいのたまねぎと一緒に
挽肉機(ミートチョッパー)に入れ
ハンドルをグルグル回すと、
でてくるでてくる! レバーの挽肉。
おもしろそうだからやらせてもらうと、
自分がハンドルを回す速さのペースで
にょろにょろ出てきてとっても楽しい!
自分が作ったもんだから(?)
恐る恐る食べてみると、
お~~~いし~~~い!!!
ぜんぜん臭くなくて、まろやかなコク!
(これはたまねぎのおかげ???)
ビックリたまげたぁ~~~!
日本で食べたことないけど、
きっとこんなにおいしいレバーペーストは
二度と食べれないかもっ!
新鮮なレバーとたまねぎだけで
調味料も何も入れないで(入れないからこそ?)
こんなにおいしくできるなんて・・・。
本気で感動した一品でした。
しかししかし、それだけでは終わらなかった・・・。
仲のいい新婚夫婦に「写真を撮っていい?」
って聞いたら、何を血迷ったか
2枚目には、こうなっちゃいました・・・。
こっちが恥かしいっちゅうねん!
レバーも夫婦もどちらもごちそうさまでした。