企業は面接力・判断力に力をつけている | 【就活塾】採用のプロが伝授!就活コンサルタントの必勝アドバイス

企業は面接力・判断力に力をつけている

こんにちは、【就活塾】高田ですニコニコ


言うまでもありませんが、就活をしている皆さんは内定を取ってしまえば、
人生1度きりの就活(転職する場合を除き)ですが、企業側は毎年毎年同じ
採用活動を行っています。


この10年ほどで経済情勢が大きく変化したせいで、採用マーケットも激変
しました。その中において必死にやり切った企業はかなりの力をつけて
きていると私は感じています。


学生側は、このような企業側の変化を理解して「相手はかなり手ごわいぞ」
と認識をした上で立ち向かっていかなければならないでしょう叫び




具体的にはこんな変化がありました。多少難しくてよく分からないものも
あるかと思いますが、一生懸命に読んでみてください。


1)ITツールの進化


皆さんの就活がインターネットツールや情報サイトなどで様々な口コミ情報
や企業情報を収集できるようになったのと同じく、企業側もITインフラを
整備するようになりました。


具体的には、皆さんのエントリー情報や面接情報は、いまやデータベースで
管理されています。大学や学部などはもちろん、エントリー時に入力した項目
は全て管理されていますし、適性検査テストの順位、面接評価などもデータ
ベースの中で一元管理されています。


これによって、特定学生だけを順番にセミナーや面接に呼び込んだり、一部の
学生だけにメルマガを送ったりすることができます。例えば東大生だけを
呼び込むセミナーや、女性だけが閲覧できるWEBサイトなどが簡単に
できるようになったのです。



2)量から質へ、こだわった採用基準


「最近は量よりも質にこだわった採用をしている」よく聞く話だと思いますが、
具体的には企業側はこの考えの変化により面接手法が変わりました。


グループディスカッションや個人面接の頻度がかなり増えてきていますし、
論文などで学生の論理性や思考性、価値観などを問うようにもなっています。
また、面接の質問でも、過去の経験を深く掘り下げられたり、物事の考え方を
聞く質問が多くなっています。


これらの対応や質問は、学生からすると対策が打ちづらく、自分をそのまま
出すしか方法がないので、自分の能力や志向をごまかしづらくなりました。


また、量を意識しなくなったので、いわゆる「絶対基準」的な捉え方で、
合格ラインに達しなければ全員不合格とする考え方も、コミュニケーションが
苦手な今時の学生からすると辛いところだと思います。



3)費用対効果へのこだわり


昨今の世界的な景気低迷やアジア諸国の成長を受け、ご存知のように日本経済は
まだまだ厳しい状況にあります。今回の不景気で「コスト」や「効果」に対する

一層厳しい目線を持つようになりました。


具体的には、ムダな投資を行わなくなるということです。例えば効果がよくない
セミナーは中止とか、合格可能性が低い面接はしないとか、ただのOB訪問は
禁止するとか、難しく精度の高い適性検査に変えるとか。。


これらが全て無くなるという意味ではありませんが、常に「費用対効果として
見合うイベントなのか?」を人事は追及されているので、ムダなことをしなく
なるという意味です。ムダなこととは、イコールみなさんからすると可能性
ですから、その可能性を摘み取られてしまうということになります。



企業側は毎年学んで毎年レベルアップしています。学生の巷でよく言われる
「こうやれば内定が取れる」的なテクニック論は通用しなくなっていると
思いますよ。


大事なのは本当に自分の能力や思考を高める毎日の努力ビックリマーク

自分の成長なしには内定はないと思います。


さぁ、ガンバレ!就活生パンチ!

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