就活の支援サービスについて思うこと
こんにちは、【就活塾】高田です
先日、TV東京のワールドビジネスサテライト(WBS)で就活の有料サービスに
ついて放映されていました
最近は、学生や転職者が有料(しかも10万以上する高額な)サービスに
申し込むケースが増えていること
そのニーズに合わせて、単純なキャリア支援や就活アドバイスだけでなく、
様々な企業がいろんなサービスを展開し始めていること
これは海外ではあまり見られない、日本特有のケースであること
などが取り立たされていました。
私自身も、現在の活動を始めたのは、みなさんのような学生からの声が
多かったからです。そのため上記のような話はよく分かります。
また、5月に入ってから、現在3年生の学生の方がから、私の活動やサービス
について問合せが既に数人から来ています。
(思わず、早いなぁーって思ってしまいましたが。。)
さて、私自身このような活動をしながら記事を書くのは、
少々不自然で却って不信を招くかもしれませんが、
私のスタンスを示す上で今日はこのような情勢に意見を述べたいと思います。
まず、みなさんに理解をして欲しいことは。。
1)就活はあくまで自己責任である
私はいつも言っていますが、就活は自分の進路を自分で決める、初めての
行動になります。そしてそれは将来にわたって影響する決心です。
本来はこれを誰かに委ねるのはおかしな話で、自分で決めるべきです。
だから、就活サービスはあくまでただの参考書程度にしておくべきで、
一から全部教わるような、家庭教師や進路指導者のような付き合い方は
厳しい現実から逃げる行為であり、それはしてはいけないと私は思います。
ましてや、就活サービスを受けたから、○○企業に入社!とかあり得ません。
それを望むのも間違っていますし、それを唄ってPRしている会社も信じられ
ないと思っています。
2)将来を見抜く力を身につけること
よく就活は結婚とよく例えられるように、見た目のブランドや企業規模、
華やかさなどで選ぶとほぼ失敗します。当たり前ですが、自分の能力や
価値観とどれだけ合っているか?が大事です。
「○○に入社できた!」と褒められるのは内定が出た時だけです。
入社しても、現場と相性が合わなかったり、環境に適用できずに成長
できなかったりして、退社に繋がるケースは山ほどあります。
就活サービスを利用する上での大事なことは、「これらを見抜く能力を
身につける」ことだと思います。また、「そのような事態になることを想定
できる自分になる」ことだと思います。ただの就活テクニックだけを学ぶ
ことは意味のないこと、もしくは却ってマイナスです。
3)就活サービスは利益ビジネスである
就活サービスは、「ビジネス=利益行為」であると常に思っておいて下さい。
私のようなほぼボランティアでやっている人でさえ、やはり無償ではできない
ので、一部は有料になるわけですから、ましてや社員を雇って会社組織
として活動している団体になると、10万以上の価格になったりします。
企業紹介をしてくれる会社は、その企業側からお金をもらっていますので、
学生は商品となるわけです。「何人紹介(内定)したら●百万」という図式
になっています。
良くも悪くも、「自分は利益を生む商材なのだ」と理解をしてそのサービス
を利用するべきで、これもまた自己責任だと思います。みなさんはとかく
ビジネスに弱いなぁと思います。きっと、今まで常に仕掛けられてきたため、
それを感じ取ることができないのでしょうね。。
4)サービスレベルにも大きく差がある
キャリア支援を一つ取っても、そのサービスレベルには実は大きな差が
あります。この活動は何か資格があるわけでもなく、誰でも始められますし、
その提供者の経験や価値観など属人的な力によるものが大きいので、
見た目では分からないのです。
正直、私が見ていて「それはないだろうーっ」と思ってしまうようなレベルの
低い講師やその内容、高額料金のところも見受けられます。
だから、サービスや講師を選ぶ際、多額の料金を支払う際には、
しっかりと考えて見抜いて欲しいと思います。以下の点を留意しながら
選んでいただくと良いと私は思います。
・大きな価値観や理念、仕事への考え方が自分と似ていること
⇒起業家志向、大手志向など、考え方は全く違います
・講師など相手が民間企業の中で10年以上の経験を積んでいること
⇒若手は考え方も甘いです、一世代上の人が理想です
・会社組織よりは個人活動家を選ぶ
⇒会社は利益優先なので、あまりオススメしません
以上、ダラダラと書いてしまいましたが、あくまで私の見解です。
業者の意見の一つとして参考にしてみてくださいね。
さぁ、ガンバレ!就活生
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