皆様こんにちは。
春風のような暖かい風が吹く中、今日も2週間に1回の診察、検査、投薬を受けに来ています。
それではファーストラインの第21クール(41~42週)の経過です。
<クール初めの診察内容・処方薬>
今回は事前の血液検査で、総ビリルビンの値はギリギリセーフでした。
なのでサイラムザ50mgは無事に投薬できました。
タルセバについては変わりなく、毎日100mgを継続です。
またこの時は久しぶりに皮膚科も受診しました。
前クールのブログにも書きましたが、内腿の湿疹が悪化して潰瘍になってしまっていたためです。
こちらはとりあえず傷口をキレイにするということで、ゲーベンクリームを処方されました。
その他、前クールから継続の薬は以下の通りです。
ビオフェルミン(下痢対策)
ミヤBM錠
ロペミンカプセル(下痢時に服用)
オルメテック(血圧対策)
アレジオン(抗アレルギー薬、かゆみ対策)
リンデロンVGローション(顔や胸の湿疹、手の爪周囲炎)
クロマイP軟膏(顔や体、脚の湿疹、足の親指の爪周囲炎)
アクアチウム軟膏(顔や体、脚の湿疹)
MDH軟膏(足の湿疹)
ダラシンTゲル(頭皮に塗る抗生剤)
フルメタローション(頭皮の痒み止め)
ヒルドイドクリーム(顔や全身の保湿)
ネリプロクト軟膏(痔対策)
<症状の経過>
このクールは、いくつか副作用の揺り戻しというか、悪化が起きてしまいました。
総じて元気ではありましたが。
まずいちばん応えたのがやはり下痢です。いつもより腸が敏感なようで、食事の後にはかなりの確率で便意を催していました。
ちょっと外出が不安なレベルだったので、毎日ロペミンカプセルを飲んでいました。
また夜中に腹痛というか、お腹がぞわぞわっと冷たく苦しくなることが2回あり、これはちょっときつかったです。
要因として考えられるのは、やはり酒の場に出てしまったことでしょうか。
遅めの新年会が2回あり、酒はお湯割りなど温かいものを飲むようにしていましたが、やはり無事というわけにはいかなかったようです。
その他にはまたもや皮膚障害が現れ始めました。
特に頭皮はかゆみに加え、一部出血がありました。朝起きたら枕に血がにじんでいたことで初めて気がつきました。
また顔の眉間や鼻の頭、あごなどの毛穴からも出血がありました。これも朝起きて、血のかたまりがこびりついているので気がつきました。
内腿の湿疹と潰瘍も、ゲーベンクリームをせっせと塗ってもあまり変化はありませんでした。
今日皮膚科の先生ともそうだんしたのですが、タルセバを使っている限り治癒は難しいかもしれないが、とりあえず悪化はしていないので、現在の処置を継続して行こうということになりました。
諸々皮膚周りの具合が悪かったので、2週目からミノマイシンを飲み始めました。(もちろん副作用の具合によって飲んでもよい旨は主治医の許可を得ています)
今4日目ですが、顔の周りは若干キレイになったようです。
その他には、久しぶりに足の親指の爪周囲炎が現れ始めました。
まだ痛みはさほど無いので、しばらく経過観察というところでしょうか。
どうも副作用というものは完全に落ち着くことがなく、出たり消えたり、というものが多いようです。
こればかりは気長に付き合っていくしかありませんね。
さて、この2月末をもって、肺線がんのステージⅣであることを宣告されてから1年が経過します。
正直に言って宣告されたときには、自分が1年生き永らえるとは思っていませんでした。
煩わしい副作用に悩ませられながらも、ここまで元気に日常を送れていることに感謝しています。
今日は春風めいた暖かい風が吹いて、まるで春のようです。
寒いのは後少しで、きっともうすぐ本当の春がやってきますね。
そう思うと、こんな身でも気持ちが浮き立つのを感じます。
桜の季節が待ち遠しいです。
まだ、まだ自分は、この世界で生きているんですね。
二本の足で大地を踏みしめて。春風を頰に感じて。
空はまだあんなに遠いところにあって。
ちょっと面倒くさい、感傷的な感じになってきたので、今日はこの辺で(笑)
その他のトピックス。
スロージューサーですが、どうにか続いています!
毎回分解して洗うのにも慣れました。
絞りかすの使いみちですが、コンソメやベーコンなどを入れてスープにすると、なかなか美味しく片付けられることに気がつきました。
こちらもしばらく頑張ってみます。
それでは皆様、また次回お会いしましょう。