5冊借りても、気にいるのはたいてい1冊なので、そればかり読むハメになります。
ジャックと豆の木を、5回目くらい読みました。
子供の絵本なので、内容はオリジナルよりだいぶんはしょっていると思います。
うちの子の中では、いなくなったジャックの父親が、実は雲の上の大男になった、ということになっております。
なんで、ジャックのパパが大男になったの? と聞くと、
「人は、チェンジするねん。」というお返事。
なんだか、深い。
(ホントは、そんなストーリーではありません。)
とわちゃんのパパもチェンジするかな? と聞くと、
私はチェンジしないそうです。
よかった。
「でも、おじいちゃんは、チェンジした。」
うむ。だいぶボケてきたものねえ、と思ったら
「おしり、シワシワになった。」ということでした。
ところで、ジャックと豆の木のお話は、本当は、もっと意味深なお話だそうです。
貧しいジャック親子が、巨人から、金の卵やらなんやら盗み出して、最後には殺してしまうという、ひどい話。
帝国主義が植民地支配をしていたことへの、批判だという説もあるそうで。
うちの子が大好きな、ディズニーの「塔の上のラプンツェル」にしても、原作はかなり問題作です。
誘拐・監禁されている女児のところに、男が夜這いしてくるようになって、妊娠して捨てられるって話ですものねえ。
楽しい絵本も、実は闇が隠されているのですね。