「春節」を祝うイベントが14日以降、横浜中華街で相次いで開かれる。今年は上海万博(5月開幕)や横浜でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(11月開催)があることから、例年にも増して祝賀ムードを盛り上げる。
14日午前0時に向け関帝廟(びょう)などでカウントダウンイベントを実施。同日午後4時からは中華街全域で伝統の「採青(さいちん)」が開催される。獅子舞が店先の祝儀袋をくわえ取り、爆竹が鳴り響く。
パレードや歌、舞踊のイベントも多彩。27日正午には上海万博のイメージソングを歌うamin(アミン)さんが、中華街の山下町公園でコンサートを開く。春節イベントは28日の元宵(げんしょう)節燈籠(とうろう)祭まで続く。春節実行委員長の楯紳一さんは「不景気を春節で吹き飛ばし、元気を与えたい」と話していた。