先日、上司から聞いた「ハラール認証」が今朝のテレビでも取り上げられていたので、ちょっと調べてみました。

「ハラール認証」とはざっくり書きますと、イスラム教の方が安心して食べられますよと認められた証ということになります。
この「ハラール」認証がないと、イスラム教の方が他国に旅行に出かけた時に、"イスラム法の定めに従っている食材を使っているかなどがわからない=安心して食事が出来ない"ということになります。

豚肉でなければ全て大丈夫というわけではありません。豚肉以外の肉であってもイスラム法に従って処理されたものでなくてはならないなど厳しい基準があります。

「ハラール認証」が何故今注目されているのかは、イスラムの人口は世界の30%に近く、約20億人に上るからです。
単純に計算するとHalal食品の市場規模は400兆円とも言われるそうです。

これは、ビジネスに関わる方には無視できない数字ですよね。

実は京都大学や立命館大学の学食では「ハラールメニュ-」を出しています。
イスラム圏からの留学生の増加と共に主だった各大学で対応が始まっているとのこと。

観光都市の京都・宇治はもっともっとこういう理解が進むといいですね。

食事だけでなく、それを取り巻くサービスなども関係するようですので、もしかすると弊社にもどこかで関係する話なのかもしれません。