クローバー取組の名称クローバー


・Do light!フェスタ「夜も明るい通学路」プロジェクト




クローバー取組の紹介クローバー



「Do light!」 


自動車学校に隣接した道路は、高校生の通学路としても利用される道でしたが街灯がありませんでした。防犯や安全のため、それなら立ててしまおう!と、イベントを企画。



そこで集まった募金や収益金をもとに、ソーラーパネル街灯を2008年から毎年1本ずつ設置しています。

多様な団体が連携の輪を拡げ、多くの人をじっくりと結びつけるこの取組みは、低炭素社会に向けた新しい町の形を生み出しています。





クローバー取組の目的クローバー


この「Do light!=あかりを灯して!」という言葉には、以下の目的・願いが込められています。


①暗い通学路を明るく灯したい。

②地域の輪・1人1人が持つ共助の気持ちに、あかりを灯したい。

③富士市を日本一、太陽光発電による、灯りでいっぱいにしたい。




クローバー活動内容クローバー



当自動車学校に隣接した北側の道路は、近隣の中高生の通学路であると同時に、多くの地域の方々の通り道となっております。しかし夕暮れ時から夜間にかけ交通事故が多発する時間帯に、当校のコース照明が消えれば真暗になるというのが現状です。


夜間防犯上の問題からも是非、この道を明るく照らして安心安全な道路にしたいと考えました。




そこで考え出されたのが、フェスタを開催し来場して頂いた皆様から頂いた募金、出店者様からの出店料など、イベント開催で集まった収益金を全額活用し、毎年1本1本暗い通学路に街灯を設置していこうという企画です。





また、街灯は低炭素社会づくりに貢献でき、同時に、万一の停電にも影響される事がない、「太陽光発電で灯る街灯」を選びました。





 2008年より開催されているこのフェスタでは、延べ14,882人の参加者が集まり、募金総額は 1,623,317円に上ります。また、これまで設置した街灯は5本、本年12月には6本目が設置される予定です。





1年でたった1本の街灯を設置することしかできませんが、この取組みは業種の壁を越えた78もの多様な団体から協力頂けるまでに成長致しました。街灯設置が行政ではなく、その道路を利用される高校生や地域の方々によって、実感を伴いながら立てられていく事がとても意味のある事だと思っています。





 私たちは、地域の責任で町づくりを考える力、自分たちの地域は自分たちで守る力、人と人が繋がりをもって生活をしていく力、といった自助・共助の精神が、将来的にはこの町の大きな財産になると考えます。





同時に、この取組みに参加している多くの子供たちが小さい頃から、「太陽光発電」という再生可能エネルギーの利用方法の1つに触れ、体験し、肌で感じながら過ごす事で、将来、この子供たちが地域を支える新しい低炭素な町のあり方を生み出してくれる大樹になってくれるのではないかと期待しています。






クローバー低炭素社会づくりへの貢献度クローバー



私達が設置したLEDソーラーライトは、1本で水銀灯が年間約210kgを排出するCO2を0にできます。CO2吸収に杉の木15本が必要な量です。




ソーラーパネル等の設置が簡素化され電源も個別管理されれば大規模発電設備に左右されることもありません。




そして一番の貢献は、地域の絆、地域の自力により、太陽光発電利用と地域への教育効果、普及啓発効果を生み、継続・拡大している点かもしれません。






クローバー活動の必要性クローバー



弊社、北側の道路は元々農道であったことから、片側一車線、歩道は一部のみ、勾配の急な坂道が湾曲するなど、見通しが悪い事に加え、街灯が全くない状態でした。



また、多くの車・自転車・歩行者が混在して通行する事で、特に夜間は交通事故への危険性が高まります。




この環境改善のために、私たち自らが太陽光で灯る街灯の設置実例を身近な地域に示していく事で、地域単位での太陽光発電設備の普及に弾みがつきます。






クローバー活動の効果・先駆性クローバー



電気自動車やエコゴーカートを制作し出展している学生の皆さんから、「今度は太陽光パネルを搭載してみたい!」という意見が寄せられるなど太陽光発電に対する興味や意識において確実な効果を上げています。






先駆性としては、この取組みがきっかけとなり宮城県の企業にも太陽光発電式の街灯12機の設置が実現しました。






クローバー活動の持続性・発展性クローバー




2008年から6年間継続してきた事で、多くの方々が弊社の場所を認知して下さるようになりました。また、2011年には「災害時等における自動車教習所一時使用等に関する協定」を富士市と締結致しました。




”地域防災”という点からも、この取組みで結ばれた人の輪が、大きな力となるはずです。設置した太陽光発電式の街灯が、私たち地域の”防災力”向上に大きな貢献をしていくと考えます。





クローバー活動の広がりクローバー



この6年間で参加団体が27から78団体に増加!
地域の有志・企業・NPO・学校・社会福祉法人・公益財団法人・お寺など、実に多様な団体に拡大中!




毎年1本ずつ着実に設置していく、という取組みは多くの人をじっくりと結びつけていく、という点で効果をあげています。また、多様な団体同士による交流の機会が増えている事で低炭素社会づくりへの学びの場となっています。






クローバー具体性・実現性クローバー



(150mの通学路に!毎年1本ずつ!今後も継続して灯り・輪を拡げます。)


5月     フェスタ実行委員会の発足
6・7月   参加団体との調整、配置図の考案等
8月     パンフレットやHPの自主制作、近隣駐車場の確保、安全対策
9月中旬  
案内看板、募金箱等の自主制作(毎年9月第3週末にフェスタ開催)
10・11月 街灯購入、基礎工事、記念プレートの制作
12月初旬 街灯・記念プレートの設置








今年は!?


9月14日に開催予定です!!

※雨天の場合は、翌日の9月15日(祝日)です。