昨日（3/23）、工房事務所の上に収納棚を設置しました。
先日導入したパイプベンダーの曲げ加工の実験も含めて、4ｍの単管パイプをコの字に曲げてフレームを作りました。
収納棚の全体像です。
これがパイプベンダーです。
ただ単純に曲げてしまうと曲げた箇所がペシャンコに潰れてしまいました。（ある程度予想はしていましたが）
単純に曲げたら見事に潰れました。
そこで曲げる前にガスバーナーで曲げる箇所を1～2分程度あぶってやり、
さらに曲げる箇所を少しずつずらしながら徐々に曲げるとそこそこきれいに曲げられました。
ガスバーナーを試す前に、砂をパイプに詰めて曲げてみたのですが、十分密に詰められなかったようで、やはり潰れてしまいました。
曲げ加工にかかる時間と仕上がりを考えるとガスバーナーであぶるのがベターのようです。
曲げた感触はガスバーナーであぶった方がパイプベンダーのハンドルを動かす力が小さく済みました。
冷めた後も小さな力で曲げられたので、パイプ素材の組成はわかりませんが焼きなました状態になったのでしょう。
棚の仕上がりは、単管パイプのクランプで組んだものよりも曲げた方が見栄えがよく、満足しています。
若干、二段ベッドのようにも見えますが…
製作日数：1日
使用工具：パイプベンダー
ガスバーナー
丸のこ
インパクトドライバー
メガネレンチ
コンベックス（メジャー）
使用材料：単管パイプ φ48.6×4ｍ…3本
SPF材 2×4 12フィート（約38×89×3650ｍｍ）…7本
OSB合板 約910×1820×11ｍｍ…4枚
垂木止めクランプ 直交…12個
固定ベース…6個
コーススレッド（木ねじ）…数十本
材料費：約13,000円
このパイプベンダーをはじめ今回使用した工具は、当工房のサービス『時間貸レンタル工房』でご利用できます。