御報告 | ■■■現役商社マン/武浪猛の商社マン流人生指南■■■     若き血に燃ゆる者たちへ!

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このままじゃ、日本国は滅亡の国家に成り果てる。 世界の中で揉まれてきたオレは、オレ流の武士道というものを育んで来た。オレの言葉が、少しでも君ら若者の心に刺さればと思って、オレはこのサイトを立ち上げた。 さぁ、この国を元気にしようじゃないか。

近況こそ隙間時間を見てUPして来たが、数回しか出来ずに申し訳なかった。それにも関わらずほとんどアクセスは落ちず、多くの人が毎日、更新を楽しみに俺のBlogに来てくれていたのかと思うと、胸が痛む。


やっと海外と日本を往復し、久々に商社マン人生を賭けて奮闘していた案件も形にすることができた。その中で非常に難しいと言うか複雑だったのは、俺自身の人事の問題があったからなんだ。

商社志望のヒトなら知っているかもしれないが、商社と言うのは、90年代後半ぐらいから、貿易業務のモデルから脱皮して、事業にカネとヒト(商社マン)を突っ込む事業投資モデルにシフトして来た。簡単に言えば、会社を買ったり、作ったりして、そこに社員を出向させるわけだ。

そして、俺自身も意外だったぐらいだが、今回、無事に提携の決まった海外企業と一緒に作る日本国内の会社に俺も役員として出ることになった。

交渉の最後の争点が、ちゃんと我々側からも経営レベルの人材を共同設立する日本の会社に出す確約をしろと言う部分だった。こう言う時、ヒトの出し方と言うのは大きく分かれて、リタイアの近いシニアを定年後の再就職先の位置づけで名誉職みたいに出すか、もしくは現場の前線で案件に尽力していた奴を送り込むか、ざっくり言えばこの2パターンが多い。

今回は、この後者のパターンで、寄りにも寄って、海外のパートナー企業からは、俺が役員に就任することを強く要望された。トップは本国の人間でたぶんほとんど日本にはいないだろうし、日本サイドも俺以外は非常勤となるので、実質的に俺がCOO(最高執行責任者)としてマネジメントをすることになる。光栄と言えば光栄だが、君らも知るように俺はEGOISTなタイプだから、決して経営者なんて向いていないと思う。優秀で骨のある若い商社マン数人を下につけてもらって、プロジェクトベースで取り組むのが、性に合っているタイプだと自分でもわかっている。

別会社の経営となると、そこには色々な従業員が何十名もいるわけで、人事とか総務みたいな仕事も出てくるわけだ。言ってみれば、戦闘機のパイロットに、いきなり民間のジャンボ機を操縦してみろと言うようなもんだ。

そんなわけで、今年の後半は、俺にとっても新天地での戦いが待っているようだが、内心、自信が無かったりする。これまで同様に猛流に厳しくシゴいたら、従業員もたくさん辞めちゃいそうだしな・・・。しかもK君や新人の教育もまだ終わっていない。前途多難だよ(笑)。

それにしても、Blogでボヤくとは、俺も疲れが溜まっているようだ。

T2