データ集計オタクシリーズ(東大合格者@男子校:その2)
今日は、昨日の続編です。■ 合格率の推移【表3】 この表は毎年、インタエデュが発表する合格者数の数値をここ数年の各学校の平均卒業生数で割った合格率です。ここで見てもリアタイのは、一番下の行です(開成でいえば14%となっている行)毎年の生徒数が同一であれば、この数字で毎年どれくらいの浪人の方が東大を志向(絶対値ではありません)しているかがわかります。筑駒・開成・麻布・栄光・灘の所謂、昔からの名門校は、『浪人してでも東大』という志向が見えます。聖光・駒東・渋幕は、そこまでのこだわりは見えませんね。【表4】 上段が合格者数(昨日の表2と同一)で、下段は合格率です。条件は昨日と同じで、公表される合格者数は、現役+一浪とみなして計算。また生徒数は昨日の表1に記載の生徒数が毎年同じと仮定。合格率で見たほうが、その学校の優秀層の東大志向および上昇率が理解しやすい。これで見ると、開成の2019年卒の優秀さが際立つ。また、筑駒・麻布は安定しています。灘はどうも東大志向が減退してきたんでしょうか?あと渋幕は、少なくとも東大志向があまりないような気がします。どっちにしろ、この10校はどこも素晴らしい。。。大学進学がすべてではないのはわかっていますけどね。PS: そういえば、最近、中高一貫校で高校入試を実施していた学校が当該入試を廃止または計画がありますね。千葉の東邦大東邦、都内では本郷はすでに廃止、2021年に豊島岡女子、都立高でも都立武蔵・両国などが2022年までに。。。渋幕も検討しているという噂がどこかの記事にあったように記憶(渋幕だけは噂ね)。