「子供に将棋を教えたいけど中々ルールを覚えてくれない」と嘆いているお父さんお母さんが多いようで、よく私の動画のコメント欄やツイッターのDMなどでも相談されます。そこで、くもんが
「動かせる場所が書いてある駒」を2009年に発売して、これが長いことアマゾンでベストセラーになってます。
具体的には下の写真のような感じです。レビューの評価も概ね好評で、いい感じです。
将棋をやることによって
・礼儀が身につく
・頭の回転が早くなる
・頭の回転が早く礼儀正しい子供たちとの人間関係が将来まで続くので、それ自体が財産になる
・将棋を知っている年配の方から良くしてもらえる
等、メリットははかり知れません。
【商品リンク:動き方が書いてある駒と将棋盤のセット】
ルールを覚えたら、まずは初段を目指して頑張ってみるといいかと思います。ちいさい子は実戦をやりたがる傾向にありますので、まずはあなたが王様だけ VS お子さん側が平手 という感じで何回かやってあげてもいいでしょう。最初は決して指し手を否定せず、とにかく褒めてあげて下さい。そしてお子さんが満足したところで、できるだけ早めに「一手詰め」に誘導してあげてください。
初心者が初段まで一カ月でなる方法は こちら にまとめさせていただきましたが、ここに簡単にまとめると
1、1手詰めを解けるようになる
2、3手詰めを解けるようになる
3、5手詰めを解けるようになる
4、かんたんな次の一手や手筋問題を解けるようになる
5、中級向けの次の一手や手筋問題を解けるようになる
6、使いたい戦法(最初はできれば四間飛車がいいでしょう)の定跡をある程度覚える
7、1~6までやって初めて実戦デビュー
が初段への最短ルートだと思います。
一応、ルールを覚えたてレベルの初心者向けのおすすめ本へのリンクを貼っておきます。
また、ゲーム感覚で強くなりたい場合は激指14(アマゾンで7000円円台)が非常にオススメです。詰将棋、次の一手問題なども大量に収録されており、遊び感覚でどんどん問題を解いていけます。
また、囲い方や戦法、手筋や将棋の格言等も楽しみながら覚えられます。駒落ち機能や強さ調整機能も充実しており、初心者用の接待プレイからプロ並みの棋力まで対応しています。上達のための特急券と言えるでしょう。
本のリンクはこちらです。1手詰ハンドブックは名著で、2009年に発売開始以来アマゾンの売上ランキングでずっと5000位以内をキープしているようです。何10万冊とある中でこれは凄いことです。
1手詰ハンドブック | ||||
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3手詰ハンドブック | ||||
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5手詰ハンドブック〈2〉 | ||||
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上手に将棋をマスターすることができれば、お子さんは未来の羽生善治、藤井聡太かも知れません。
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動画版はこちら