相振り本に関しては、藤井先生の本が凄まじいクオリティで、
定跡を覚えるだけでなく、序盤感覚を養う意味でも非常に素晴らしい一冊です。
最新定跡は高崎一生先生の
わかる! 勝てる! ! 現代相振り飛車 (マイナビ将棋BOOKS)
で補完すれば完璧です。
もし5冊のうちどれか1冊だけと言われれば、「一番新しい高崎先生のを・・」と答えざるを得ませんが（笑）、藤井先生の金無双、矢倉、穴熊崩しは圧巻で、現代にも十分通用します。
内容は以下の通りです。
第1章 二枚金vs二枚金
第2章 矢倉と矢倉崩し
第3章 穴熊対矢倉
第4章 穴熊への攻め（端攻め）
先手向かい飛車VS後手三間飛車で
・美濃囲いVS美濃囲い
・後手が3筋の歩を交換してきたとき、二枚金にするのか矢倉にできるのか
・後手5筋位取り型の高美濃囲いに対する先手二枚金の手法
・3筋を伸ばさず44角から33桂で端攻めする手法
・1巻、2巻おさらいの問題集
などです。知っておけば即戦力になる変化ばかりです。
・先手向飛車VS後手三間飛車
・4手目33角戦法
について触れられています。
特に4手目33角戦法に関しては、(4)とあわせて読めば、新たな得意戦法として
会得できるレベルに詳細な解説が為されております。
主に4手目33角戦法について解説されています。
私はこの本で、得意戦法が一つ増えました。それくらいに影響を受けた本です。
4だけでも買った方がいいとおもいます。
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最新定跡は、高崎先生のこの本でばっちりです。
なぜ▲66歩が消えたか、詳細に語られていますし、最新の変化が網羅されています。
あと5年はこの本の知識で戦えそうです。
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