とっておきの詰将棋(2) | 30代からの将棋日記

とっておきの詰将棋(2)

評価:★★☆☆☆

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1巻の最終問題を残して終えたので、その流れで2巻も買ってみました。

基本構成は、1巻と同様に3手~13手をランダム配置。

しかし、3手の次が11手とか、そういうストレスのかかる配置ではなく、7~9手を中心に配置されていて1巻よりも解き進めやすかったです。


全体を通しての難易度も、1巻の時よりもグッと下がった感じ。
全て実戦形と言うわけではなく、空中詰めもあったりするので行き詰まると詰まりっぱなしになったりしますが、全体的に突飛な手筋も無く、難易度は平易だと思います。


詰めキストには物足りないと思われますが、私のように終盤力のためにひたすら詰将棋千本ノックをしているような人には丁度良かったです。


そういう意味では、1巻よりも2巻の方がお勧めですね。

内藤先生のコラムはボリューム・ダウンしているので、コラムが読みたい人は1巻を・・・


巻末には、「詰将棋の作り方講座」というコラムがあり、内藤先生が作品を作るまでのプロセスなんかが解説されています。


が、創作方面には全く興味が無いので、流し読み・・・

なので、このコラムが役に立つかどうかは不明です。


それにしても、1巻の最終問題はまだ解けてません・・・ヘ(X_X ;)/


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とっておきの詰将棋(2)
とっておきの詰将棋(2) .


初段に挑戦する将棋シリーズ

著者:内藤国雄
出版社:創元社(大阪)
サイズ:全集・双書/198p
発行年月:1987年02月
ISBN:4422750674
本体価格 850円 (税込 892 円)