寄せが見える本【基礎編】 | 30代からの将棋日記

寄せが見える本【基礎編】

評価:★★★★★


本書は、『必至』について解説した問題集です。

よくあるただの問題集ではなく、その解答に至るまでの解説が詳細なのが売りです。(たぶん)


私自身、終盤が弱い弱いと師匠に言われ続けていたのですが、この本をそれこそ必死で一ヶ月あまり読み続け、その結果「たまに鋭い終盤だね。」と、ちょっと褒めてもらったのが印象に残る本です。

あくまで「たまに」ですが。


そんな、初段前後で終盤でどうも有利なはずなのに逆転されることが多い人や、無駄な王手で詰むものも詰まなくする事が週に一度はある人にお勧めな本です。



________________


寄せが見える本(基礎編)


寄せが見える本(基礎編)


最強将棋レクチャーブックス


著者: 森鶏二

出版社:浅川書房
ISBN:4861370027
サイズ:全集・双書 / 214p
発行年月: 2004年 05月
本体価格:1,300円 (税込:1,365円)