試合後の微妙な表情
皆様こんばんは。
４月だろうがダウンジャケットは手放せないチョビベリーです。
昨日は極真空手の千葉県空手道選手権大会に出場し
一般女子の部で初戦敗退してきました。
この千葉県選手権大会は
今までのような交流試合ではなく
試合時間や防具（サポーター）の規定なども
男子の選手権と同じレベルで
準決勝以降はサポーターを外し
試合時間は予選２分、準決勝以降３分で
延長も複数回あるというルールだったため
昨年出場した関東大会の
「準決勝以降は２分」という試合時間よりも多く
初めての「３分サポーターなしの試合」という規定に
出場の案内をもらったときから震えあがっていました。
選手権用のＡコートに出た記念のゼッケン（撮影後に捨てた）
まあ実際に試合に出場していないと
この厳しさがわかりかねると思うんですが
出場するのは寸止めなしの極真空手の試合なんで
その緊張感と疲弊度は
ただミットを連打しているようなレベルではなく
例えるならば
銀行強盗のように殺気立った人物と
素手で３分殴り合うのに近いイメージであり
サポーターをつけている普段の練習ですら
強めに蹴り合うと、すねに紫いろのあざができるのに
それを全力でサポーターなしで蹴り合うとなると
全身がどういうことになるか想像がつきやすいかと思います。
緊張
試合前の礼
そのため
３分の時間に合わせた稽古の厳しさはもちろんのこと
試合への恐怖感とプレッシャーゆえ
試合前はほぼ毎日のように
布団の中でＴシャツがびしょびしょになるまで汗をかき
明け方にシャツの冷たで着替えるほどで
寝ている間も交感神経が高く
疲れがとれずに相当ストレスがたまっている状態でした。
さらにトーナメント表が発表されたあとは
気をぬくとすぐに試合のことを考えてしまい
試合前までにたぶん２００回くらいはイメトレして
奮起したりおびえたりと心中忙しくしていました。
毎度のことですが
試合前の１ヶ月間は稽古がめちゃくちゃキツくなるため
毎日は「稽古がある日とない日」の２種類という
５５１の豚まんみたいなテンションの上がり下がりをし
その他のイベントに関してはあまり記憶にないんですが
結局は初戦敗退という結果で
想像以上にあっさり終わってしまい
３年前に白帯で出場した以来の
ひさしぶりの１回戦負けでしたが
サポーターもありの状態で戦い
大きなケガもなく無事に試合終了しました。
黒帯相手に序盤は勢いよく蹴ったり
突きを入れてましたが
なんかだんだん
相手にパンチをかわされ
蹴りも見切られ
腰がひけて
バタバタしてるうちに
的確に技を入れられ続けて負けました
一点、審判のミスかなにかで
予選は２分の試合なのに３分戦っていたらしく
試合途中から
「なんか異常に長いな・・・・・・」
と思ってはいたんですが
２分だろうが３分だろうが
試合の内容でチョビベリーは負けてたし
今回の選手権は年齢制限があるため
３５歳以上を過ぎた来年は
３分の試合があるトーナメントへは出場できない（壮年女子の部へ移行）んで
一度限りではありますが
３分の試合経験ができてよかったと思います。
また、チョビベリーに勝った相手は
その後の決勝戦で相手に顔面をボコボコに蹴られ
鼻血を出しているのを見ると
「・・・・・・負けてよかったかもしれんな・・・」
と思ってしまう程度に意気込みもないし
まあ自分はこんなもんかという反面
１試合のなかでもいろいろ課題が見つかったんで
次の試合に向けてこれからも改善していければと思います。
早くて２分で終わる試合のために
先輩方の協力やありがたい指導を受けて
毎回何時間も練習し
泣きそうになったり吐きそうになる空手ですが
「この練習やってないやつには精神的に負ける気がしない」
と思える点では
確実にやってよかったと感じる経験だと思います。
次回は６月に
初の大阪での凱旋試合が決まっているチョビベリーです。
またがんばります！
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