特に彼のファンというわけではなかったのでショックは受けていないつもりでしたが、

先ほど久しぶりに発作を起こしそうになり、やはりショックだったんだなと実感しました。

特にファンではなくても、80年代を生きてきた人にとっては、ある意味もっともPOPだった人。

友達の家でPVを見て、ダンスの凄さに驚いたり、学校の授業でWe Are The Worldを習ったり。

私はCD一枚も持っていないけれど、ありえないほどの才能に溢れて光り輝いていた人。

同時に、子供の頃の心の傷を大人になっても忘れられずに苦しんでいた人。

ネバーランドで子供達と遊んでいたのは、彼の苦悩を埋めてくれるのが、幸せそうな子供達と接して

自らの傷を埋めていくことだったのかもしれない。

もう、疲れてしまったのかな。

巨大な星が落ちた、という感じがします。

何なんだろう、この喪失感は。

どうか、安らかに。


璃々子