商社マンと幼稚園児

商社マンと幼稚園児

サラリーマンの子育て記

Amebaでブログを始めよう!

光放つ肖像画を描きたい。

フェルメールの、真珠の耳飾りの少女を観たときにそう思った。

はじめはモノトーンを避けて、淡く薄いパステルカラーだけで塗ってたけど、あるとき影を落とすことで光が際立つことに気づいた。

後に子どもに何かを説明するときは、目に見えることだけでなく、その背景にあるストーリーや知恵と工夫に思いを馳せ仕掛けをするようになった。

光を放つためには、影の存在が必要不可欠。

今では影の濃い人間になりたいと思う。
より強い光を放つために。



もう何年も放ったらかしにして、存在すら忘れていたこのブログ。

Qちゃんは6歳になり、幼稚園に通うのも残り半年となりました。

ふと名残惜しくなり、久しぶりに投稿してみます。


水族館にて。

入り口付近に広がる、大きな水槽にいたのはイルカ。生まれたばかりの赤ちゃんイルカが、お母さんイルカと一緒に泳ぐ様子は癒し効果抜群。

Q「かわいいねぇ・・」

俺「ねー、とっても」

暗闇で青く光る水槽。
時間を忘れて眺めていると、Qちゃんが袖を引っ張ってベルーガのいる水槽へ連行されました。



パパ「ベルーガ好きなん?パパはイルカ派










Q「これは・・しぼうのかたまり?」





俺「失礼か







脂肪て。

ベルーガ、ごめんね⭐︎

↑お茶目なQちゃん、3歳。


週末は日本人やハーフの幼児向けに、絵本の読み聞かせや紙芝居、夏祭りやお正月の遊びを教えてくれる週末の集まりがあって、楽しく参加させて頂いている。

日本で暮らした経験がない子ども達にとって、日本的な体験に触れる貴重な機会だ。

Qちゃんは今日も最前列で絵本の読み聞かせを聞いていて、本日のメインイベントであるすごろく作りにも積極的に参加していた。

すごろくって、「一回休み」とか「3コマすすむ」とか、イベントが発生するでしょう?それを色画用紙を使って自分で作って、みんなで遊んでみましょう!ってのが今回のすごろく作りの趣旨。

あらかじめ主催者がイベント内容をプリントアウトしたものをハサミで切って画用紙に貼って絵を描いてもいいし、シールを貼ってもいい。

大人だけはイベントを自分で作るよう言われたので、俺は「すきなどうぶつをいう!」という言葉と、Qちゃんが持ってきた定規に描かれていたファンシーなウサギ、カエル、パンダを描き添えた。

他の子らは「おしりをフリフリする」とか「イヌのなきごえをマネする」とかそれぞれにイベントを設定。

Qちゃんは「イヌのなきごえをマネする」にヒントを得たようで、突然俺に問いかけてきた。





Q「わんわん、となくどうぶつは?」


俺「犬やね」


Qちゃん「ちがうよー」


俺「(良い発音で)ドッグ?」


Qちゃん「ぜんぜんちがうよー」


俺「えー分かんない」てか犬でしょ?













Q「ひとだよ」


俺「下僕か」








この瞬間付近の大人達が吹き出していたが・・

Qちゃん曰く、わんわんと鳴き真似をしているのはあくまで人間だそうだ。関西人(ママ)の血が騒ぐのは分かるけど、笑いに走りすぎ注意。特に外では笑。


ちゃんちゃん


年末はリスボンに滞在してたんやけど、あの街って天国みたいなとこね。

とにかくご飯が安くてとっても美味しいし(海外生活の長い日本人には鰯の塩焼きがたまらん)、洒落た店が多い気がする。街の至る所でトラムが走ってて絵になるし、なにより天気がいい。散歩してるだけで気持ちが満たされた。

子どもたちも美しい街並みに・・見惚れることなどなく、懲りずに逃げる鳩などを追いかけていた。




Z「はとがひとりいる!」



俺「一羽ね、い・ち・わー」



Q「はとはいっきぴだよー」



俺「それを言うならいっぴきねー」



Q「あっ、にっぴききたー!」



Z「にひきだよー!」



俺「二羽ねー」





Q「えー!?こんどはさんきぴきたー?!」


俺・Z「さんきぴって笑」





最近はQちゃんが面白発言して、ママとZくんと一緒に笑うパターンが多くなってきた。3才って何をどうしたって可愛い時期よねー。



珠のように可愛いQちゃん



アメーバが2年前の今日投稿した記事はこちらですと親切にも教えてくれたので読みに行ってみたら、愕然とした点が3つあって・・(前田裕二さん風に)



①画力なさすぎ

当時は「これは上手く描けたな」と自画自賛したものでしたが、大きな勘違いでしたね。

ちなみに「メモの魔力(前田裕二さん著)」の内容に感動して(ちなみに前作の「人生の勝算」もあまりにも良い、石原さとみさんが惚れるのも分かる気がする、ちなみに石原さとみさんは俺と同い年で、前田さんは一個下)持てる全てを込めて前田さんの似顔絵を描き、自分では「おっ、上手く描けたな」と思ったものの、何年かしてもっかい見たらやっぱ勘違いやったと思うんかな。




こちらがその似顔絵。箕輪編集室のインスタアカウントからは「イケメン」というコメントをもらえてとっても嬉しかった。ご本人にも見てもらえたかなー、どうかなー。どんな形であれ、一瞬でも喜んでもらえたら嬉しいですが。

2018年に読んだ本の中で、ダントツで一番。世界中で翻訳され、より多くの人に届くことを切に願う。


②返しがつまらない

Zくんの発言に対し、「えっ?」はないやろ。もっと知恵を絞り工夫を凝らして気の利いたこと言えよ俺。

今年のわが家のテーマは「知恵と工夫」で、これはザ・ファブルの8巻の内容に感銘を受け設定したもの。

あえてページの順番を変えてますが、同巻中、特に良かったの3ページを転載。

なお、ザ・ファブルは2018年に読んだ漫画の中で抜群に面白かった。病的にハマったもん。




俺はKindleで読んだけど、出来るなら紙で買って何度も読みたい漫画です。本当に好き。


③文章のレベルが変わってない

これがいちばんショックやったけど、当時の文章と今書いてる文章と大差なかったこと。

これまで、何年か前に書いた文章を読み返すと、似顔絵同様に「よくこんな文章書いたな」と思ったものだったが、それが全くなかった。

ここ数年、仕事にかまけて内容のある文章を書いてこなかったから、成長してない。反省。




というわけで、アメーバが過去の記事をリマインドしてくれて良かった!って話。



ちゃんちゃん

唐突ですが、一目惚れの経験ってある?

俺はあります。ママ(=嫁)と会った時がそうだった。

その瞬間ってもう迷う余地がないっていうか、正解が見えてるというか、そんな感覚。

で、その感覚はその時から全然変わってない。

オリエンタルラジオの中田敦彦さんがインスタグラムで#今日の妻も可愛いというハッシュタグを付け、コメントを添えて奥さんの写真をアップしてるけど、その感じすごい分かる。(気になるひとはここ見て)

今日夕飯(Zくんが作ってくれたカレー)のとき、Zくんが今度の日曜日メアリーちゃん(仮名)と遊ぶんだと声を弾ませて何度も言うので、聞いた。


俺「メアリーちゃん(仮名)のこと好きなん?」









Z「うん、結婚したい(即答)」











俺「どのへんが好きなん?」好きなのは分かったけど


Z「いっしょにずっとピアノひいたり、本よんだりできるから」ほかの子はすぐあきちゃうしー


俺「へー、素敵」





この即答感。誰に似たのか・・

しかも相思相愛感がすごくて、ふたりで一緒に遊んでいる様子を見てると、「いやもう結婚したらいいじゃん」って思っちゃうもんね。頑張れ。


ちなみにメアリーちゃん(仮名)はこちら。
とってもキュートなハーフの女の子。



皆さま、Zくんの恋路を応援してあげて下さい。



ちゃんちゃん


ダービーアリーナにジャックと豆の木のパントマイム(↑)を観に行った際、有料駐車場の入り口で係員さんに3ポンド払った。

寒空の下にあっても非常に愛想良く対応頂いたので、係員の方にもほっこりしてもらおうと思い、子どもたちに「バイバイしてねー」と挨拶を促すと、



ママ「はい、またね〜!」


Z「バイバーイ」







Q「ばいばいなう☆」







↑奇声を上げ会場へ走るQちゃん





思わずこっちが吹き出したー。

Zくん、俺がブログ投稿せんかった間にすっかり英語ペラペラになっちゃって、帰国子女まっしぐら。Qちゃんに至ってはベルギー生まれイギリス育ちで、ほぼネイティブ。

Zくんと一緒にいるときは、基本英語で喋ってるのよね。(Zくんには、Qちゃんとは日本語で話をしてねと口酸っぱく言ってるが、ちょっと油断すると英語で会話してるのが実態)

こういう咄嗟の会話は、英語が出ちゃう。

逆に、これはQちゃんだけでなく、Zくんにも共通する話だが、子どもの日本語能力を伸ばすのにこんなに腐心するとは、海外赴任前は思いもしなかったなあ。無い物ねだりですが。